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粉瘤(アテローム)の赤みの原因とは?炎症性粉瘤について詳しく解説

[2025.03.24]

粉瘤(アテローム)に赤みが現れる場合、炎症性粉瘤の可能性があります。

炎症が進行すると患部が赤く腫れ、痛みや熱感が伴うことが多く、治療が複雑になることもあります。

この記事では、粉瘤(アテローム)の赤みが発生する原因やその治療法について詳しく解説します。

粉瘤(アテローム)を早期に発見し、適切な治療を行うことで、症状の悪化を防ぎ、再発リスクを最小限に抑えることが可能です。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、再発を防ぐ確実な治療と、美容面にも配慮した治療を提供しています。

粉瘤の赤みを改善したいとお考えの方は、ぜひ当院までご相談ください。

お問い合わせはこちら

粉瘤(アテローム)とは

粉瘤(アテローム)は、皮膚の下にできる良性の腫瘍で、袋状の組織の中に皮脂や角質などの老廃物が溜まることで発生します。

顔、首、背中、耳の後ろ、おしりなどにできやすく、初期の段階では小さなしこりのように感じますが、時間とともに大きくなることもあります。

特徴的なのは、中央に「開口部」と呼ばれる黒い点が見られることがあり、圧迫すると白っぽい内容物が排出される場合がある
点です。

粉瘤は自然に治ることはないため、医療機関で適切な治療を受けることが大切です。

粉瘤(アテローム)の赤みはなぜ起こる?/h3>

粉瘤は通常、痛みや赤みを伴いません。

しかし、炎症を起こして炎症性粉瘤になると、赤みや痛みが生じることがあります。

ここでは、炎症性粉瘤の特徴や原因について解説します。

炎症性粉瘤

炎症性粉瘤とは、粉瘤が何らかの原因で炎症を起こした状態を指します。

炎症が進行すると患部が腫れ、赤みが現れるほか、痛みや熱感を伴うこともあります。

炎症が強くなると、袋(嚢胞)を完全に除去することが難しくなり、治療後に再発するリスクが高まるため、適切な処置が必要です。

炎症が起こる原因

粉瘤が炎症を起こす原因には、細菌感染と異物反応の2つがあります。

細菌感染は、粉瘤の中央にある黒い点(開口部)から細菌が侵入し、内部にたまった皮脂や角質を栄養源として増殖することで起こります。

これにより、患部が赤く腫れ、熱を持ち、痛みを伴うことが多くなります。

異物反応は、粉瘤が破れて内部の老廃物が皮膚内に漏れ出すことで発生します。

通常、粉瘤の内容物は袋(嚢胞)に包まれているため周囲の組織には影響しません。

しかし、嚢胞が破れると、体が異物と判断して強い炎症反応を引き起こします。

その結果、急激な腫れや強い痛みが生じ、炎症が広がると周囲の皮膚にも影響を及ぼすことがあります。

炎症性粉瘤の治療法

炎症性粉瘤の治療では、主に抗生剤の服用、切開排膿、手術の方法が用いられます。

ここでは、それぞれの治療法について詳しく解説します。

抗生剤の服用

炎症がある場合、細菌感染を抑えるために抗生剤を処方されることがあります。

しかし、粉瘤の炎症は必ずしも細菌感染だけが原因ではないため、抗生剤の効果は限定的です。

抗生剤だけで粉瘤を治すことはできませんが、感染の拡大を防ぐ目的で使用されることがあります。

切開排膿

炎症が進行し膿が溜まっている場合は、メスで切開して膿を排出し傷口を洗浄して炎症を落ち着かせます。

この処置により一時的に症状は改善しますが、粉瘤の袋(嚢胞)は残ったままのため、時間が経つと再発することがあります。

そのため、根本的な治療として後日手術が必要となります。

手術

粉瘤を根本的に治療するには、手術で嚢胞(袋)を含めて完全に摘出する必要があります。

粉瘤の手術にはくり抜き法切開法があり、症状や炎症の程度に応じて適切な方法が選択されます。

炎症が軽度の場合は、1回の手術で粉瘤を摘出できることもあります。

しかし、炎症が強く患部が腫れている状態では、嚢胞の完全な摘出が難しくなることがあります。

この場合、まず切開排膿を行い、膿を排出して炎症を鎮めた後、改めて手術で嚢胞を取り除く必要があります。

粉瘤(アテローム)の治療なら形成外科と美容外科のクリニック池袋へ

粉瘤(アテローム)の治療は、早期発見と適切な対応が重要です。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、以下の特徴的な治療を提供しています。

形成外科専門医の院長による治療

当院では、形成外科専門医である院長が、粉瘤の治療を担当します。

高度な技術と豊富な経験を持つ専門医が、患者様一人ひとりの症状に最適な治療方法を提供し、再発リスクを最小限に抑えます。

粉瘤の摘出手術や炎症の治療にも、高い精度で対応します。

美容面にも配慮した治療

当院の院長は、形成外科と美容外科の両分野で豊富な経験を持つ専門医です。

形成外科の深い知識と技術を活かし、粉瘤の根本的な治療を提供するとともに、美容外科の技術を駆使して、見た目にも配慮した治療を行っています。

特に顔や目の周りなど、目立ちやすい部位にできた粉瘤に対しては、傷跡を最小限に抑え、自然で美しい仕上がりを実現します。

患者様が治療後に満足できる結果を得られるよう、細部にまで配慮した治療を心がけています。

シンプルでわかりやすい価格

当院では、治療内容や費用について事前に十分に説明し、患者様が安心して治療を受けられるよう努めています。

料金体系はシンプルでわかりやすく、治療にかかる費用を明確に提示しています。

追加費用が発生することは一切なく、患者様にご負担をおかけしないよう配慮しています。

アフターフォローの充実

当院では、手術後の経過やケア方法について丁寧にご説明し、患者様が安心して回復できるようサポートしています。

治療後に不安な点が生じた場合でも、いつでもご相談いただける体制を整えており、患者様の回復をサポートするために細やかなアフターフォローを提供しています。

まとめ

粉瘤(アテローム)の赤みは、炎症性粉瘤が原因であることが考えられます。

炎症が起こると、患部が赤く腫れ、痛みや熱感を伴うこともあります。

さらに、炎症が進行すると治療が複雑になり、再発リスクが高まります。

粉瘤は早期に治療を行うことで、症状の悪化や再発を防ぐことが可能です。

専門医による適切な治療を受けることで、安心して治療に臨み、回復もスムーズに進みます。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科の専門知識と技術を活かした確実な治療を提供しています。

赤みがある粉瘤でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

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院長プロフィール
春日 航 経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任
資格
  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
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