眼瞼下垂手術のダウンタイムはどれくらい？仕事に与える影響と乗り越え方
眼瞼下垂の手術は、視界の改善とともに外見にも良い変化をもたらしますが、術後のダウンタイムと仕事への影響が気になる方も多いでしょう。
本記事では、手術の流れと回復を早める方法、ダウンタイムをうまく乗り越えるためのコツを詳しく解説します。
眼瞼下垂の手術なら、形成外科・美容外科クリニック池袋にお気軽にご相談ください。
眼瞼下垂とは
眼瞼下垂は、まぶたが下がり瞳孔の一部が隠れてしまう状態です。
主にまぶたを支える筋肉が弱くなることが原因で、加齢、発達異常も影響します。
視界が狭くなり、目の疲れや頭痛、転倒などの原因にもなりかねません。
自覚症状がなくても日常生活に支障が出る前に、早めに医療機関で診てもらうことが大切です。
眼瞼下垂の手術とダウンタイム
眼瞼下垂の手術後、気になるのはダウンタイムの期間です。
手術後、どれくらいで日常生活に戻れるのか、不安な方も多いでしょう。
以下より、眼瞼下垂の手術方法とダウンタイムの具体的な期間を詳しく見ていきましょう。
眼瞼下垂の手術方法
眼瞼下垂の手術方法は、症状と原因によって異なります。
以下は一般的な手術方法です。
- 挙筋前転術
筋肉の力が弱くなった場合に適用され、筋性・腱膜性眼瞼下垂に効果的です。 - 前頭筋吊り上げ術
上眼瞼挙筋・ミュラー筋が弱くなった場合に、前頭筋の力を利用してまぶたを持ち上げます。 - 余剰皮膚切除術
偽性眼瞼下垂による皮膚のたるみが原因で視界が狭くなった場合に、余った皮膚を切除して視界を改善します。
手術方法は、個々の症例に合わせた繊細なアプローチが必要になります。
術後のダウンタイムと仕事への影響を考慮し、適切な手術法を選ぶことが大切です。
ダウンタイムの期間
眼瞼下垂手術後のダウンタイムは、個々の回復状況によって異なりますが、一般的には術後2週間が必要です。
この期間中、目元に痛みと腫れが見られることがありますが、通常は1週間ほどで痛みが軽減し、腫れも8割程度改善します。
完全に腫れが引くまでには、1〜3カ月程度かかることがあります。
内出血は、1〜2週間で目立たなくなることが多いため、周囲に気づかれにくくなるでしょう。
仕事と日常生活に戻るタイミングとしては、最低でも2週間を見ておくと良いでしょう。
回復が進むにつれて、外見と機能が改善され、快適に過ごせるようになります。
仕事への影響をどう乗り越えるか
眼瞼下垂手術後、仕事に与える影響を最小限に抑えたいと思っていませんか。
ダウンタイム中は腫れと痛みで仕事に支障が出ることもありますが、適切な休養と準備で乗り越えることができます。
どう乗り越えるべきか、詳しく見ていきましょう。
ダウンタイムが仕事に及ぼす影響
眼瞼下垂の手術後、ダウンタイムが仕事に与える影響は、業務内容によって異なります。
デスクワークであれば多くの患者は術後3〜4日で復帰可能ですが、体を使う仕事では、無理のないよう調整が必要です。
外見が重要視される接客業・営業職は、腫れと内出血が落ち着くまで1〜2週間の休養を取ることが推奨されます。
仕事への影響を最小限に抑えるためには、手術日程を休暇に合わせて調整したり、医師と相談したりして復帰計画を立てることが大切です。
また、業務内容の変更を上司と相談することで、よりスムーズに復帰できるでしょう。
ダウンタイムを短縮するための方法
眼瞼下垂手術後のダウンタイムを短縮するためには、6つの注意点があります。
- 患部を触らない、押さない、揉まない
- 処方された薬は指示通りに服用し、自己判断で中断しない
- シャワー時、患部を濡らさないよう注意する
- 施術直後は冷やして血流を穏やかにし、出血を抑える（冷やしすぎに注意）
- 飲酒、激しい運動、温泉、サウナは控える
- 異常を感じた場合は、すぐにクリニックに相談する
これらのポイントを守ることで、回復を早め、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
ダウンタイムの自然な隠し方
眼瞼下垂手術後、ダウンタイムを自然に隠すためには少し工夫が必要になるでしょう。
特に仕事に戻る際は、周囲に違和感を与えないよう心掛けることが大切です。
サングラスは屋内では不自然に見えるので、黒縁メガネがおすすめです。黒縁メガネは傷口をしっかり隠し、周りに馴染んで目立たなくなります。
また、メガネを少しずらしてかけることで、傷部分もカバーすることが可能です。
さらに、黒縁メガネは傷口を保護し、術後の事故で傷が開くのを防ぐ役割も果たします。
普段メガネを使わない方でも、黒縁メガネを準備しておくと便利で、ダウンタイムを気にせず仕事に集中できるでしょう。
眼瞼下垂手術を受けることへの前向きな姿勢
可能であれば、眼瞼下垂手術を受けることに対して前向きな姿勢を持ち、ダウンタイムを受け入れてしまいましょう。
美容外科手術に対する抵抗感と恥ずかしさがあるかもしれませんが、眼瞼下垂症手術は疾患の治療が目的であり、保険診療として行われることもあります。
手術は見た目を変えるためではなく、眼瞼下垂症の症状を緩和し、視界を改善するためのものです。
結果として外見が改善されることもありますが、その目的はあくまで治療です。
この点を理解し、手術を受けることに前向きな気持ちを持つことで、ダウンタイム中の傷口に対する不安と恥ずかしさを軽減できます。
また、周囲に手術の理由を説明しておくことで、理解を得やすくなります。
眼瞼下垂の手術なら形成外科・美容外科クリニック池袋へ
形成外科・美容外科クリニック池袋では、形成外科専門医による眼瞼挙筋前転法（松尾法）での眼瞼下垂手術を行っています。
院長は信州大学で研鑽を積んだ実力派で、豊富な臨床経験を活かした技術で治療します。
眼瞼挙筋前転法（松尾法）は、まぶたをスムーズに開けるように改善し、美しい開瞼を実現することが可能です。
また、明朗会計を採用し、追加費用なしで安心した治療を受けられます。
池袋駅から徒歩1分の好立地なので、通院も便利で、術後の休養にも最適な環境です。
まとめ
眼瞼下垂の手術は、視界の改善と外見の向上を目的とした治療です。
術後のダウンタイムを短縮するための工夫、仕事復帰時に役立つ隠し方も紹介しました。
適切な回復方法と前向きな姿勢で、ダウンタイムを乗り越えましょう。
眼瞼下垂の手術なら、形成外科・美容外科クリニック池袋にお気軽にご相談ください。
- 日本大学医学部卒業
- 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
- その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任
- 日本形成外科学会（JSPRS） 認定形成外科専門医
- ボトックスビスタ® 認定資格医
- ジュビダームビスタ® 認定資格医
