タミータックの傷跡は残る?目立たなくなる経過ときれいに治すコツを解説

タミータックを検討しているものの、「お腹に大きな傷跡が残るのでは?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
タミータックは余った皮膚を切除するため、下腹部に横方向の傷跡が残ります。
傷跡が完全になくなるわけではありませんが、時間の経過とともに赤みや硬さが落ち着き、徐々に目立ちにくくなっていきます。
また、切開する位置や縫合方法、術後のテーピングなども傷跡の仕上がりに関わります。
この記事では、タミータックの傷跡が残る位置や術後の経過、傷跡が目立ちやすくなる原因、きれいに治すためのケアについて解説します。
形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医が傷跡にも配慮しながらタミータックを行っています。
傷跡が不安な方は、カウンセリングでご相談ください。
タミータックとは?

タミータックは、出産や大幅な減量によって生じたお腹の皮膚のたるみを切除し、腹部の輪郭を整える手術です。
「腹壁形成術」や「腹部形成術」と呼ばれることもあり、皮膚や皮下脂肪の切除に加えて、必要に応じて腹直筋の筋膜を縫い寄せたり、おへそを形成したりします。
タミータックでは皮膚を切開して縫合するため傷跡は残ります。
そのため、どの位置を切開するか、どのように縫合するか、術後にどのような傷跡ケアを行うかも重要なポイントです。
タミータックの傷跡は残る?

タミータックでは皮膚を切開するため、傷跡を完全になくすことはできません。
一般的には下腹部に横方向の傷跡が残り、臍移動を行う場合はおへその周囲にも傷跡ができます。
術後しばらくは赤みや硬さが目立ちますが、半年〜1年程度かけて徐々に落ち着いていきます。
最終的な傷跡の状態には、体質や切除範囲、縫合方法、術後ケアなどが影響します。
傷跡は下腹部に横方向に残る
一般的には、恥骨の上から左右へ横方向に切開します。
切開する長さは皮膚のたるみや切除量によって異なり、皮膚の余りが多いほど傷跡も長くなる傾向があります。
下着や水着で隠れやすい位置になるよう、切開位置を検討します。
臍移動ありではおへその周囲にも傷跡が残る
お腹全体の皮膚を大きく引き下げる場合は臍移動を行い、新しい位置におへそを形成します。
そのため、おへその周囲にも切開線ができます。
傷跡の目立ち方は臍の形や縫合方法によって異なりますが、時間とともにしわや陰影になじんで目立ちにくくなる場合があります。
傷跡の長さは施術範囲によって異なる
下腹部を中心に皮膚を切除する方法は「ミニ・タミータック」、お腹全体のたるみに対応する方法は「フル・タミータック」と呼ばれる場合があります。
ミニ・タミータックは比較的切開範囲が短く、フル・タミータックでは左右の腰骨付近まで切開することがあります。
皮膚を多く切除するほど、傷跡も長くなる傾向があります。
※ミニ・タミータック、フル・タミータックの定義や施術範囲はクリニックによって異なります。
タミータックの傷跡はいつ目立たなくなる?経過を時系列で解説

タミータックの傷跡は、手術後すぐに目立たなくなるわけではありません。
赤みや硬さは時間をかけて徐々に落ち着いていくため、長期的に経過を見ることが大切です。
ここでは、手術直後から1年程度までの傷跡の変化を時系列で解説します。
手術直後〜2週間|赤みや腫れが目立つ
手術直後は、縫合した部分に赤みや腫れが見られます。
傷口にはテープやガーゼなどを使用し、術後1週間前後で抜糸を行う場合があります。
この時期はまだ傷跡の仕上がりを判断できないため、傷口を引っ張るような動作は避けましょう。
術後1〜3か月|赤みや硬さが強くなりやすい
術後1〜3か月頃は、傷跡が赤くなったり、触ると硬く感じたりする場合があります。
一時的に手術直後より傷跡が目立つように感じることもありますが、傷が治る過程で見られる変化の一つです。
医師の指示に従い、テーピングなどの傷跡ケアを続けましょう。
術後3〜6か月|赤みや硬さが徐々に落ち着く
術後3〜6か月頃になると、傷跡の赤みや硬さ、盛り上がりが徐々に落ち着いてきます。
傷跡も少しずつ細い線状へ変化していきます。紫外線対策や摩擦を避けるケアを継続しましょう。
術後6か月〜1年|白っぽい線状の傷跡になじんでいく
術後6か月〜1年頃には赤みが落ち着き、白っぽい線状の傷跡へ変化していきます。
周囲の皮膚となじみ、徐々に目立ちにくくなることが一般的です。
瘢痕が成熟するまで半年〜1年程度かかる場合があり、最終的な仕上がりには個人差があります。
タミータックの傷跡が目立ちやすくなる原因

タミータックの傷跡の仕上がりには、医師の技術だけでなく、体質や術後の過ごし方も影響します。
傷口に強い張力や摩擦が加わると、傷跡が広がったり盛り上がったりする可能性があります。
傷跡が赤く盛り上がるなど気になる変化がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
傷口に強い力がかかる
腹部を大きく伸ばしたり、重い物を持ったりすると傷口に力がかかります。
傷の両側から引っ張る力が続くと、傷跡が横に広がる可能性があるため、術後早期は腹筋運動や激しい運動を避け、医師から指示された生活制限を守りましょう。
摩擦や刺激を繰り返す
下着や衣類による摩擦が傷跡を刺激する場合があります。
傷跡を強くこすったり掻いたりせず、傷が安定するまでは刺激の少ない衣類を選びましょう。
テープによるかぶれなどの肌トラブルが起きた場合は、医師へ相談してください。
紫外線を浴びる
傷跡に紫外線が当たると、色素沈着が残る可能性があります。
傷跡が成熟するまでは衣類などで覆い、必要に応じて日焼け止めを使用しましょう。
ただし、傷口が治る前に自己判断で日焼け止めを塗るのは避けてください。
ケロイド・肥厚性瘢痕ができやすい体質
体質によっては、傷跡が赤く盛り上がったり硬くなったりする肥厚性瘢痕や、元の傷の範囲を超えて広がるケロイドが生じる場合があります。
過去にケロイドや盛り上がった傷跡ができた経験がある方は、手術前に医師へ伝えておきましょう。
感染や傷口のトラブルが起こる
感染や傷口が開くなどのトラブルが起こると、傷跡が目立ちやすくなる可能性があります。
強い赤みや熱感、膿、発熱などがある場合は早めに受診しましょう。
自己判断で薬を塗らず、予定されている術後診察もきちんと受けることが大切です。
タミータックの傷跡をきれいに治すためのコツ

タミータックの傷跡を目立ちにくくするには、術後の過ごし方やケアが重要です。
傷口への負担や摩擦、紫外線をできるだけ避け、テーピングや圧迫着は医師の指示に従って使用しましょう。
気になる症状がある場合は、自己判断せず早めに相談することが大切です。
医師の指示通りテーピングを続ける
傷口にかかる力を抑える目的で、テープ固定を行う場合があります。
抜糸後から数か月程度続けることもあるため、自己判断で早く終了せず、交換頻度や使用期間は医師の指示に従いましょう。
圧迫着や腹帯を正しく使用する
圧迫着や腹帯は、術後の腫れやむくみを抑え、傷口を安静に保つために使用します。
指定された期間は正しく着用し、強い締め付けや皮膚トラブルがある場合は医師へ相談してください。
傷口を引っ張る動作を避ける
術後早期は腹部を強く伸ばす、重い物を持つ、腹筋運動や激しいスポーツをするといった動作を控えます。
仕事や育児で腹部に負担がかかる場合は、あらかじめ休養期間を確保しておきましょう。
紫外線対策をする
傷跡が衣類から出る場合は、紫外線対策を行いましょう。
色素沈着を防ぐため、傷跡が成熟するまでは注意が必要です。
日焼け止めを使い始める時期は、医師へ確認してください。
禁煙する
喫煙は血流を悪化させ、傷の治癒に影響する可能性があります。
術前から禁煙を指示される場合もあるため、傷が治るまでは喫煙を控えましょう。
電子タバコなどについても、事前に医師へ確認してください。
術後診察をきちんと受ける
術後診察では、傷口や赤み、硬さの状態を確認します。
肥厚性瘢痕やケロイドの兆候を早期に確認できるため、自己判断で傷跡ケアを中止せず、予定通り受診しましょう。
気になる変化がある場合は、診察予定日を待たずに相談してください。
タミータックの傷跡を目立ちにくくするには医師選びも重要

タミータックの傷跡の仕上がりには、切開する位置や縫合方法なども関係します。
そのため、傷跡に配慮した施術計画を立てられる医師を選ぶことが重要です。
下着に隠れやすい位置へ切開線を設定する
切開位置は、術後の傷跡の見え方に大きく関わります。
皮膚の余り方や帝王切開の傷跡なども考慮しながら、できるだけ下着や水着に隠れやすい位置になるようデザインします。
カウンセリング時に実際の切開位置をマーキングしてもらい、普段着用している下着を持参して隠れる位置か確認しておくのもよいでしょう。
切開範囲だけでなく、傷跡がどこに残るのかを事前に確認しておくことが大切です。
傷跡が広がりにくいよう丁寧に縫合する
傷跡が広がりにくいよう、皮膚の表面だけでなく深い層から適切に縫合し、傷口にかかる力を分散させます。
形成外科では、真皮縫合などを用いて傷跡への負担を抑える工夫を行う場合があります。
縫合方法は傷の状態や部位によって異なり、術後のテーピングなどの傷跡管理も重要です。
臍の形にも配慮して形成する
臍移動を行う場合は、おへその周囲にも傷跡が残ります。
自然な位置や形になるよう臍形成を行い、縫合線がおへその陰影になじむようデザインします。
腹部全体の仕上がりだけでなく、おへその形や傷跡についても事前に確認しておきましょう。
形成外科と美容外科のクリニック池袋のタミータック

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、タミータックによる腹部のたるみ治療を行っています。
皮膚を切除する手術だからこそ、腹部の形だけでなく、術後に残る傷跡の位置や経過にも配慮して施術計画を立てています。
形成外科専門医が傷跡まで考慮して手術を行う
院長は、日本形成外科学会認定の形成外科専門医です。
タミータックでは、余った皮膚の範囲を確認したうえで、できるだけ傷跡が目立ちにくい切開位置を検討します。
縫合時には傷口へかかる力にも配慮し、腹部の仕上がりと傷跡の両方を考えながら手術を行います。
カウンセリングでは、予定している切開位置や傷跡の長さ、術後の傷跡ケアについても相談できます。
池袋駅東口から徒歩1分で傷跡の経過も相談しやすい
タミータックの傷跡は、数か月から1年程度かけて変化していくため、術後も経過を確認してもらうことが大切です。
クリニックは池袋駅東口から徒歩1分の場所にあり、抜糸や傷跡のチェックなどで通院しやすい立地です。
傷跡の赤みや盛り上がりなど気になる変化がある場合も、早めに相談できる環境を確認してクリニックを選びましょう。
形成外科と美容外科のクリニック池袋のタミータック症例

当院でタミータックを受けられた患者様の症例をご紹介します。
施術前後の変化や傷跡の位置・経過などの参考としてご覧ください。
<術前>

出産後の下腹部のたるみにお悩みで、当院を受診された患者様の症例です。
下腹部のたるみに加えて、おへそ周辺の皮膚の状態も改善したいというご希望がありました。
そのため、余った皮膚より上の位置で切開し、皮膚と皮下脂肪を切除するとともに、臍移動も行いました。
<術後1ヶ月>

術後は、下腹部の皮膚のたるみが改善し、すっきりとした印象になっています。
術後1か月の時点では傷跡が目立ちますが、時間の経過とともに赤みが落ち着き、徐々に目立ちにくくなっていきます。
タミータックの傷跡に関するよくある質問

タミータックの傷跡について、よくある質問をまとめます。
傷跡の経過や仕上がりには個人差があるため、気になる点は事前に医師へ確認しておきましょう。
タミータックの傷跡は完全に消えますか?
タミータックは切開を伴うため、傷跡を完全になくすことはできません。
術後は赤みや硬さがありますが、半年〜1年程度かけて徐々に目立ちにくくなります。
最終的な色や幅には個人差があり、切開位置や縫合方法、術後ケアなども仕上がりに影響します。
タミータックの傷跡は何cmくらいですか?
傷跡の長さは、余っている皮膚の量や施術範囲によって異なります。
下腹部を中心に切除する場合と、お腹全体を広く切除する場合では切開範囲も変わります。
必要な切除範囲を優先しながら傷跡の位置を調整するため、具体的な長さは診察時に確認しましょう。
傷跡は下着や水着で隠せますか?
タミータックでは、できるだけ下着や水着で隠れやすい位置になるよう切開線を設計する場合が多いです。
ただし、皮膚の状態によっては希望通りの位置にできない場合もあります。
また、下着や水着で隠れる位置であっても、傷跡が完全に見えなくなるわけではありません。
温泉や更衣室など裸になる場面では見える可能性があります。
普段使用する下着や水着の形をカウンセリング時に伝え、症例写真でも傷跡の位置を確認しておくとよいでしょう。
帝王切開の傷跡はタミータックでなくせますか?
帝王切開の傷跡が皮膚の切除範囲に含まれる場合は、一緒に取り除ける可能性があります。
ただし、傷跡の位置や切除範囲によって異なり、新たにタミータックの傷跡は残ります。
診察時に既存の傷跡も確認してもらいましょう。
ケロイド体質でもタミータックを受けられますか?
ケロイドの既往がある場合は、傷跡が目立つリスクが高くなる可能性があります。
過去にできた傷跡の状態を手術前に医師へ伝え、施術が適しているか慎重に判断してもらいましょう。
必要に応じて、術後早期から傷跡管理を行う場合もあります。
傷跡が赤く盛り上がってきたらどうすればいいですか?
傷跡が赤く盛り上がってきた場合は、肥厚性瘢痕やケロイドの可能性があります。
自己判断で強くマッサージせず、早めに医師へ相談しましょう。
状態に応じて、テープや外用薬、注射などを検討する場合があります。
傷跡ケアはいつまで続ければいいですか?
傷跡が成熟するまでには、半年〜1年程度かかる場合があります。
テーピングなどは医師から指定された期間続け、赤みや硬さがある間は摩擦や紫外線にも注意しましょう。
自己判断でケアを終了せず、術後診察で傷跡の状態を確認してもらうことが大切です。
まとめ|タミータックの傷跡は時間をかけて目立ちにくくなる
タミータックでは、下腹部に横方向の傷跡が残り、臍移動ありの場合はおへその周囲にも傷跡ができます。
術後1〜3か月頃は赤みや硬さが目立ちやすいものの、半年〜1年程度かけて白っぽい線状へ変化し、徐々に目立ちにくくなっていきます。
傷跡をきれいに治すためには、テーピングや紫外線対策、傷口へ負担をかけない生活が大切です。
また、切開位置や傷にかかる力を考慮した縫合も、傷跡を目立ちにくくするポイントになります。
傷跡が赤く盛り上がる場合は、肥厚性瘢痕やケロイドの可能性があるため、早めに医師へ相談しましょう。
形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医が傷跡にも配慮しながらタミータックを行っています。
傷跡が不安な方も、カウンセリングでご相談ください。
