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眼瞼下垂の症状チェックから治療法まで形成外科医が詳しく解説

[2024.11.08]

「最近、目が開きづらい」
「疲れているように見える」と感じていませんか?

これらの症状は、実は眼瞼下垂(がんけんかすい)の可能性があります。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、眼瞼下垂の早期発見・診断から治療まで、専門的なケアを提供しています。

眼瞼下垂とは?

眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる筋肉(挙筋)の機能低下により、まぶたが正常な位置よりも下がってしまう状態です。

研究によれば、50歳以上の人で約11%が眼瞼下垂で、眼瞼下垂の有病率は加齢とともに増加するとあります。

A randomly selected, age-stratified sample of subjects 50 years of age and older, living in the Salford Health District area of Greater Manchester was drawn from the age-sex register of a four-doctor group practice and invited by post to enter a study of ptosis. Of 851 subjects approached, 499 (59%) replied. Of these, 99 refused to participate. The remaining 400 were visited at home and underwent a standardized protocol of ophthalmic history, and examination including a photograph of the eyes in the primary position.
Forty-six (11.5%) of the subjects had ptosis and its prevalence increased with age. Ptosis was bilateral in 18 (39%) and unilateral in 28 (61%). In all but four cases, the ptosis was acquired. The cause was evident in 23 (50%), with 11 cases being due to mechanical ptosis and 12 to aponeurotic disinsertion secondary to a known pathology.

GV スリダラン、 RCタリス、 B. レザーバロー、 WM フォーマン『Age and Ageing』第24巻第1号、1995年1月、21~24ページ

このように、眼瞼下垂は、誰にでも起こりうる症状と言えます。

そこで、まず眼瞼下垂かどうかの簡単なチェックポイントをお伝えします。

眼瞼下垂のセルフチェック方法

以下の症状がある場合は、眼瞼下垂の可能性があります。

視界の変化

上方の視界が狭くなった、運転中に前方が見づらい、テレビを見るときに無意識に顎を上げるなどの症状が現れます。

特に運転時の視界の問題は重大な事故につながる可能性があるため、早めの受診をお勧めします。

外見の変化

目が小さく見える、まぶたの左右差がある、額のシワが増えたなどの変化が見られます。

特に額のシワは、まぶたの下垂を補うために無意識に眉を上げる習慣がついてしまうことで生じます。

身体的な違和感

夕方になると目が重い、頭痛や肩こりが頻繁に起こる、目を開けるのに力が必要といった症状が表れます。

ただ、この症状があるから必ず眼瞼下垂というわけでは無いので、まずはお近くの病院やクリニックに見てもらうことが大事です。

眼瞼下垂の主な原因

最も一般的な原因は加齢です。

年齢とともにまぶたを支える筋肉が弱くなり、皮膚の弾力も失われることで発症します。

また、家族に眼瞼下垂の方がいる場合、遺伝的な要因で発症するリスクが高まります。

そのほかに、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による眼精疲労、コンタクトレンズの長期使用なども原因となることがあります。

専門医による診断と治療

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、患者様一人ひとりの症状に合わせた詳細な診断と治療計画を提供しています。

専門医による視診や、まぶたの開き具合の測定、必要に応じて画像診断などを行います。

また、神経系の問題がないかも慎重に確認します。

さらに、症状の程度や患者様のご希望に応じて、最適な治療方法をご提案します。

手術による治療が必要な場合は、形成外科専門医による安全で確実な手術を提供いたします。

手術治療について

眼瞼下垂の治療に眼瞼挙筋前転法を採用しています。

この手術法は、まぶたを開くための筋肉である眼瞼挙筋をより効果的に機能させる方法です。

手術では、単に挙筋を固定するだけではなく、眼瞼挙筋腱膜を周囲の組織から丁寧に剥離することで、より自然なまぶたの動きを実現します。

この丁寧な手術により、まぶたの開閉がスムーズになり、自然な目の開きを取り戻すことが期待できます

手術後の経過と回復

手術後は、一時的な腫れや内出血が生じることがありますが、通常1週間程度で日常生活に支障なく過ごせるようになります。

当院では、術後のケアも丁寧に行い、安心して回復期間を過ごしていただけるようサポートいたします。

予防と日常生活でのケア

眼瞼下垂の予防や進行抑制のために、以下のようなケアをお勧めします:

- 適度な休息と十分な睡眠
- 目の周りのマッサージ
- 作業環境の適切な整備
- 定期的な目の運動

眼瞼下垂治療をお考えの方へ

形成外科と美容外科のクリニック池袋は、池袋駅から徒歩1分の好アクセスに位置し、忙しい方でも通いやすい環境を整えています。

眼瞼下垂でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。ご予約やお問い合わせは、お電話またはウェブサイトから受け付けております。

 

院長プロフィール
春日 航 経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任
資格
  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
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