メニュー

わきがの薬は皮膚科でもらえる?根本的に治したいなら手術がおすすめ!

[2025.08.18]

わきがの臭いが気になり始めたとき、まず思い浮かぶのは皮膚科での薬による治療かもしれません。

しかし、薬だけでは効果が一時的なことも多く、根本的に治したい場合は手術が有力な選択肢となります。

この記事では、皮膚科で処方される薬の効果や特徴から、根本治療としての手術の方法やメリットまで、わかりやすく解説します。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、わきが手術に対応しており、根本的な治療を提供しています。

ワキガの保険について知りたければ「あなたのワキガ保険で安くなる?手術の適用条件と費用ガイド」も併せてご覧ください。

わきがの悩みをしっかり解消したい方は、ぜひお気軽に当院までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

皮膚科でわきがの薬はもらえる?治療内容を解説

わきがの症状が気になる場合、まず皮膚科での薬物療法を検討する方も多いでしょう。

皮膚科では、症状の程度に応じて塗り薬(外用薬)や飲み薬(内服薬)を処方してもらうことが可能です。

症状の程度や生活への支障がある場合は、保険適用で治療を受けられるケースもあります。

まずは医師に相談して、適切な治療法を見つけることが大切です。

皮膚科で処方される主な薬の種類

皮膚科では、以下のような薬が処方されることがあります。

目的は主に汗の量を抑えることです。

わきがのニオイは、汗と皮膚の常在菌が混ざることで発生するため、汗の量をコントロールすることが治療の基本になります。

【塗り薬(外用薬)】

・塩化アルミニウム製剤
汗腺の出口を物理的にふさぐことで、汗の分泌を抑えます。軽度のわきがや多汗症に対して、比較的使いやすい定番の治療薬です。

・エクロックゲル
日本初の保険適用の外用多汗症治療薬です。神経伝達物質に作用し、エクリン汗腺からの汗の分泌を抑える効果があります。

・ラピフォートワイプ
ワイプ(拭き取りタイプ)の薬で、手軽に使用できるのが特徴です。2023年から保険適用となり、より多くの方が利用しやすくなりました。

これらの薬は、毎日継続的に使用することで効果を発揮します。

【飲み薬(内服薬)】

・抗コリン薬
発汗の指令を出す「アセチルコリン」という神経伝達物質の働きを抑える薬です。全身の汗の量を減らす効果があるため、多汗症の人や外用薬で効果が薄い人に処方されることがあります。

ただし、内服薬は副作用が出ることもあるため、医師の判断のもとで使用することが重要です。

皮膚科での薬治療のメリット・デメリット

皮膚科で処方されるわきが治療薬は、比較的手軽に始められるのが特徴です。

外用薬や内服薬を使って汗の分泌を抑え、ニオイを和らげるのが基本的な治療の考え方です。

ここでは、そんな薬を使ったわきが治療について、メリットとデメリットの両面からわかりやすく解説していきます。

薬治療のメリット

薬によるわきが治療は、手軽に始められる点が大きなメリットです。

診察を受けたその日から治療に取り組めるため、「まずは薬で様子を見たい」という方には特に適しています。

塗り薬であれば自宅で簡単に使え、通院の手間も少なく、日常生活に大きな負担をかけずに続けられます。

また、汗の量が比較的少ない方や軽度のわきがであれば、薬だけでもニオイをしっかり抑えられる場合もあります。

さらに、小学生以上で使用可能な外用薬もあり、成長期のお子さんでも治療を受けやすいのも特徴です。

薬治療のデメリット

薬によるわきが治療には、いくつかのデメリットもあります。

まず、薬の効果は一時的で、使用をやめると元の状態に戻ってしまうことが多いため、継続的に使い続ける必要があります。

つまり、根本的な治療とは言えません。

また、わきがの主な原因である「アポクリン汗腺」は皮膚の奥に存在し、薬では取り除けないため、ニオイの元を完全に断つことはできません。

さらに、内服薬(抗コリン薬など)の場合は、全身の汗を抑える作用がある一方で、口の渇きや便秘、視力障害などの副作用が現れることもあります。

そのため、飲み薬を使用する際は医師の指導のもと、慎重に治療を進める必要があります。

根本的なわきが治療を目指すなら手術がおすすめ

わきがは、腋の下にある「アポクリン汗腺」から分泌される汗が皮膚の常在菌によって分解されることで、独特なニオイを発する状態です。

市販薬や皮膚科での治療では、このアポクリン汗腺自体を取り除くことはできません。

そのため、わきがを根本から治したい場合は、汗腺を物理的に取り除く「手術」が最も確実な選択肢となります。

わきがの手術方法

代表的なわきが手術として「皮弁法(剪除法)」があります。

これは脇の下を切開し、医師が直接アポクリン腺を目で確認しながら丁寧に取り除いていく方法です。

確実性が高く、再発のリスクが低いため、根本的な治療を望む方に適しています。

この手術では、脇のシワに沿って切開するため目立ちにくいとはいえ、切開範囲が広く、術後に傷跡が残る可能性があります。

ただし、その分アポクリン腺を徹底的に除去できるため、非常に高い治療効果が期待できます。

症状の程度や体質に応じて、医師としっかり相談しながら選ぶことが大切です。

わきが手術は形成外科で相談しよう

わきがの治療は主に皮膚科と形成外科で行われますが、手術を検討するなら形成外科をおすすめします。

形成外科は、身体の組織や機能の回復を専門とする診療科であり、手術の経験が豊富な医師が多いのが特徴です。

手術にあたっては、アポクリン腺の確実な除去はもちろん、切開による傷跡や仕上がりの見た目にも配慮した治療が行われることが多く、安心して相談できます。

傷跡をできるだけ目立たなくする工夫や、患者一人ひとりの状態に合わせた最適な手術方法の提案も期待できるため、根本的にわきがを改善したい方は形成外科での受診を検討してみましょう。

根本的なわきが治療なら形成外科と美容外科のクリニック池袋へ

形成外科と美容外科のクリニック池袋は、保険適用のわきが手術(皮弁法)に対応しており、根本的な治療を希望する方に選ばれています。

院長は形成外科専門医で、傷跡や仕上がりの見た目に配慮した手術を行うため、安心して治療を受けられるのが大きな特徴です。

また、これまでに多くの症例を手がけており、豊富な経験に基づく的確な治療が期待できます。

加えて、患者様一人ひとりの不安や希望に寄り添った丁寧なカウンセリングと、術後の万全なアフターケア体制も当院の魅力のひとつです。

わきがを根本からしっかり治療したい方は、ぜひ当院までご相談ください。

お問い合わせはこちら

院長プロフィール
春日 航 経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任
資格
  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME