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神経が関係する眼瞼下垂とは?原因・症状・治療法をわかりやすく解説

[2025.11.20]

「まぶたが下がるのは加齢のせい」と考える方は多いですが、実はまぶたを動かす神経の異常によって起こる「神経性眼瞼下垂」である場合もあります。

神経性の眼瞼下垂は、脳や神経の病気が関係している可能性があり、放置すると症状が進行したり、視界や見た目に影響を及ぼすこともあります。

この記事では、神経が関係する眼瞼下垂の主な原因や症状、治療法について、専門的な内容をわかりやすく解説します。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医による眼瞼下垂治療を行っております。

まぶたの下がりが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこち

神経が関係する眼瞼下垂の主な原因

眼瞼下垂は加齢や生活習慣だけでなく、神経の異常が関係して起こるケースもあります。

神経性の眼瞼下垂は、脳や神経の障害によってまぶたを動かす筋肉が正常に働かなくなることで発症します

ここでは、代表的な原因疾患について詳しく解説します。

①動眼神経麻痺

動眼神経麻痺とは、脳から出てまぶたや眼球の動きを支配する「動眼神経」が障害されることで起こる病気です。

この神経が麻痺すると、まぶたを上げる筋肉(上眼瞼挙筋)が動かなくなり、眼瞼下垂が生じます。

主な原因には、糖尿病による血管障害、脳動脈瘤や脳梗塞などの脳血管疾患、頭部外傷や脳幹部の圧迫による神経損傷が挙げられます。

特に片目だけ急にまぶたが下がった場合は、脳動脈瘤など重大な病気の可能性があるため、早急な受診が必要です。

また、眼瞼下垂のほか、物が二重に見える(複視)や目の動きが悪くなる症状を伴うこともあります。

②ホルネル症候群

ホルネル症候群は、顔やまぶたを支配する「交感神経」の経路が途中で障害されることで起こる神経性疾患です。

この交感神経は脳から首・胸部を通って顔に伸びており、その経路のどこかで損傷が起こると、片側の目や顔に特徴的な症状が現れます。

代表的な症状は以下の通りです。

・片側の軽度な眼瞼下垂
・瞳孔が小さくなる(縮瞳)
・眼球が奥に引っ込んだように見える(眼球陥凹)

原因としては、頸部や胸部の腫瘍(肺がんなど)による神経圧迫、頸動脈解離(血管壁の裂け)、大動脈瘤による圧迫、外傷(交通事故や手術後の損傷)などが挙げられます。

ホルネル症候群はほとんどの場合片側に生じ、原因疾患の特定が非常に重要です。

③重症筋無力症

重症筋無力症は、神経から筋肉への信号が正しく伝わらなくなる自己免疫性疾患です。

体が自分自身の神経伝達物質の受容体を攻撃するため、筋肉が思うように動かなくなります。

眼瞼下垂はこの病気の初期症状として現れることが多く、特徴は以下の通りです。

・朝はまぶたが上がっていても、夕方になると下がる(日内変動)
・両目に症状が出ることもあるが、片目から始まるケースもある
・進行すると呼吸や嚥下に関わる筋肉にも影響が及ぶ

重症筋無力症は神経だけでなく全身の筋肉にも影響するため、内科的治療が必要です。

神経性眼瞼下垂の治療法

神経の障害によって起こる眼瞼下垂(神経性眼瞼下垂)は、原因となる病気の治療とまぶたの機能回復を目的とした外科的治療の両面からアプローチすることが大切です。

ここでは、代表的な治療法をわかりやすく解説します。

① 原因疾患の治療

神経性眼瞼下垂は、糖尿病や脳血管障害などの全身疾患が原因で発症することがあります。

そのため、まずは原因となる病気を正確に診断し、適切に治療することが大切です。

原因疾患によって、生活習慣の改善や薬物療法、外科的治療など、治療法はさまざまです。

根本となる病気をコントロールすることで、神経の働きが回復し、まぶたの動きが改善する場合もあります。

② 手術によるまぶたの挙上

原因疾患を治療しても神経や筋肉の機能が回復しない場合には、形成外科的な手術でまぶたを物理的に引き上げる治療を行います。

主な手術法には以下のものがあります。

眼瞼挙筋前転法

まぶたを持ち上げる「眼瞼挙筋」を短縮・前方に移動させて、まぶたを引き上げる方法です。
神経が部分的に機能している場合に有効で、自然な仕上がりが期待できます。

前頭筋吊り上げ術

まぶたをおでこの筋肉(前頭筋)と糸で連結し、前頭筋の動きでまぶたを開けるようにする手術です。
神経や筋肉の機能がほとんど失われている重度の眼瞼下垂に適しています。

手術では、左右のバランスや自然な目元の表情を重視することが重要です。

形成外科専門医が行うことで、見た目の美しさと機能の回復を両立することができます。

「形成外科と美容外科のクリニック池袋」の眼瞼下垂治療

「形成外科と美容外科のクリニック池袋」では、まぶたの機能回復と自然で美しい仕上がりの両立を重視した眼瞼下垂治療を行っています。

形成外科専門医が、一人ひとりの症状やまぶたの構造を細かく診察し、最適な治療法を提案します。

手術は、まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の働きを直接改善する眼瞼挙筋前転法で治療を行います。

下がったまぶたをしっかりと挙上しつつ、目の開きやすさ・左右のバランス・自然なまぶたのラインを丁寧に調整します。

また、術前には十分なカウンセリングとシミュレーションを行い、不安や疑問を解消した上で治療を進めます。

見た目だけでなく、視界の改善や疲れ目の軽減など、機能面の回復にも配慮した治療を受けられるのが特徴です。

当院の眼瞼下垂治療の症例写真

当院で実際に眼瞼下垂手術を受けられた患者様の症例をご紹介します。

術前と術後の変化を見ることで、治療後の自然な仕上がりや印象の違いを確認していただけます。

術前はまぶたが下がって一重が目立ち、重たい印象がありました。

術後はまぶたが自然に持ち上がり、すっきりとした目元に改善されました。

綺麗な二重のラインが現れ、目の開きやすさと見た目の美しさが両立しています。

まぶたの下がりによって目が細く小さく見えており、視界の狭さに加えて「疲れて見える」「目つきが悪く見える」といった印象がありました。

術後はまぶたの縁が自然に引き上げられ、目が大きく明るい印象になっています。

二重のラインもはっきりと出て、若々しい目元に仕上がっています。

まとめ

神経が関係する眼瞼下垂は、加齢によるものとは異なり、糖尿病や脳血管障害などの病気が原因となっている場合があります。

放置すると視界が狭くなるだけでなく、症状が進行してしまうこともあるため、早期の発見と適切な治療が大切です。

まぶたの下がりや目の開きにくさを感じた場合は、まずは形成外科専門医に相談し、原因を正確に調べてもらいましょう。

適切な治療を行うことで、視界の改善だけでなく、自然で若々しい目元を取り戻すことができます。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医による精密な診断と丁寧なカウンセリングをもとに、原因に応じた最適な治療をご提案しています。

まぶたの下がりが気になり始めた方は、ぜひ一度ご相談ください。

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院長プロフィール
春日 航 経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任
資格
  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
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