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三白眼の原因とは?眼瞼下垂との意外な関係を解説

[2024.12.21]

三白眼は、クールで美人な印象を与える一方で、目つきが鋭く、キツイ印象を与えることがあります。

そのため、三白眼をコンプレックスに感じている方も少なくありません。

実は、三白眼には眼瞼下垂が関わっている場合があります。

この記事では、三白眼の原因と眼瞼下垂との関係について詳しく解説し、改善方法についても触れていきます。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、眼瞼下垂治療を提供しています。

三白眼が気になる方は、ぜひ当院までご相談ください。

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三白眼とは

三白眼とは、黒目の周りの3か所に白目が見えている状態を指します。

具体的には、黒目が中央に寄っているため、通常よりも上下または左右の白目部分が目立つ目の形状です。

特に、黒目の上下に白目が現れる「上三白眼」や「下三白眼」と呼ばれるタイプが一般的です。

この目の特徴は、目元が鋭く見えやすく、キツイ印象を与えてしまう場合があります。

そのため、三白眼の方は、周囲から冷たい印象を持たれることがあるかもしれません。

一方で、近年では三白眼がシャープでクールな印象を与える目元として、ポジティブに評価されることも増えています。

特に、三白眼の形状を活かしたメイクやファッションの取り入れ方によって、個性を引き立たせることが可能です。

このように、三白眼は見た目の特徴としてさまざまな印象を与える要素がありますが、その背景には多様な原因や要因が存在します。

三白眼の原因

三白眼は、その見た目を特徴づける原因がいくつかあり、大きく分けると「生まれつきの目の形状」と「眼瞼下垂」などの後天的要因に分類されます。

それぞれの詳細について解説します。

生まれつきの目の形状

生まれつきの目の形状や黒目の大きさは、三白眼の外観に大きく影響を与える要因とされています。

具体的には、黒目の直径が小さい場合、相対的に白目の範囲が広がって見えるため、三白眼として認識されやすくなります。

また、眼球そのものの形状やまぶたの開き具合も関与しており、これらの要因によって黒目が上下または左右に偏って見えることがあります。

こうした特徴は、生まれつきの遺伝的要素が強く影響していると考えられています。

眼瞼下垂

眼瞼下垂は、まぶたを引き上げる筋肉や腱の機能低下により、まぶたが十分に開かなくなる状態です。この症状が三白眼を引き起こす一因となる場合があります。

眼瞼下垂が進行すると、まぶたを引き上げるために眼球を上方に動かす筋肉である「上直筋」が働き始めます。

その結果、黒目が上方へ移動し、視線の軸が乱れるため、これを補正するように眼球を下方に動かす「下転筋」が収縮します。

このように、上直筋と下転筋の両方が同時に作用することで、眼球が上下に引っ張られた状態となり、眼球が奥に引き込まれる形になります。

その結果、黒目が通常より小さく見えたり、黒目の下に白目が目立つ「下三白眼」の状態になることがあります。

特に、加齢や目の酷使といった生活習慣が眼瞼下垂を進行させる大きな要因となり、これが後天的に三白眼のような見た目に変化するケースとして見られることがあります。

三白眼を改善する方法

三白眼は、外見上の印象に影響を与えるため、改善したいと感じる方も多い特徴です。

以下で、三白眼を改善するための方法について詳しく解説します。

眼瞼下垂治療

眼瞼下垂が原因で三白眼が生じている場合、眼瞼下垂の治療が効果的です。

この治療では、まぶたを引き上げる筋肉や腱の機能を修復し、まぶたの開きを正常化することで、黒目の位置が適切に戻り、白目の露出が減少します。

その結果、三白眼の外観が改善されることが期待できます。

眼瞼下垂の治療方法としては、主に手術が選択されます。

特に形成外科で行われる治療では、眼瞼下垂による健康上の問題の改善だけでなく、自然で調和の取れた仕上がりを目指した治療が行われます。

手術後には、目の開きがスムーズになり、見た目の改善に加えて視野の広がりなど機能的な向上も期待できます。

カラーコンタクトやメイク

カラーコンタクトやメイクを活用することで、三白眼を目立たなくする方法もあります。

カラーコンタクトでは、黒目を大きく見せるデザインを選ぶことで、白目の露出を抑え、目元に柔らかな印象を与えることができます。

メイクでは、アイラインやアイシャドウを工夫することで、目元の印象を大きく変えることができます。

しかし、これらの方法はあくまで外見を一時的に改善するものであり、根本的な解決には至りません。

三白眼を根本的に改善するためには、医療的な治療が必要となります。

眼瞼下垂治療を受けるべきか判断するポイント

三白眼は、眼瞼下垂が関与していることがあります。

その場合、眼瞼下垂の改善には医療機関での治療が必要です。

治療を受けるべきかどうかを判断する際には、以下のポイントを参考にしてください。

三白眼やまぶたの下垂が気になる

三白眼やまぶたの下垂が見た目に影響を与え、気になる場合、眼瞼下垂治療を検討する理由となります。

まぶたが重く感じたり、黒目の位置が上に上がりすぎて三白眼が続くことで、外見に対するコンプレックスが生じることがあります。

このような外見の変化が気になり、改善を希望する場合、治療が効果的です。

治療を受けることで、まぶたの位置が正常に戻り、見た目の印象が大きく改善されることが期待できます。

視野が狭く感じる

眼瞼下垂が進行すると、まぶたが下がり、視野が遮られることがあります。

その結果、視野が狭く感じ、日常生活に不便を感じることが増えます。

視野が狭くなると、運転や読書、歩行などの活動に支障をきたすこともあります。

視界の改善を望む場合、眼瞼下垂治療を受けることで視野が広がり、より快適な生活を送ることが可能になります。

頭痛や肩こりがある

眼瞼下垂が進行すると、まぶたを無意識に持ち上げようとする力が筋肉に負担をかけ、頭痛や肩こりなどの症状が現れる場合があります。

まぶたを無理に引き上げることで、首や肩の筋肉が緊張し、これが長期間続くと不快な症状を引き起こすことがあります。

このような症状が続く場合、眼瞼下垂治療によってまぶたの開きを改善することで、筋肉の負担を軽減し、頭痛や肩こりの改善が期待できます。

まとめ

三白眼の原因はさまざまで、遺伝や目の形状などが影響しますが、眼瞼下垂が関与している場合もあります。

眼瞼下垂が進行すると、まぶたが重くなり、黒目の位置が変わることにより、三白眼が生じることがあります。

そのため、三白眼が気になる場合、眼瞼下垂が原因の一つである可能性を考慮することが重要です。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、眼瞼下垂治療を提供しており、この治療によって三白眼の改善が期待できます。

経験豊富な形成外科専門医による治療で、患者様にご満足いただける結果を提供しています。

三白眼や眼瞼下垂にお悩みの方は、ぜひ当院までお問い合わせください。

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院長プロフィール
春日 航 経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任
資格
  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
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