まぶたのたるみが気になり、保険適用されるのかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実際、まぶたのたるみ取り手術は、症状によっては保険適用される場合があります。
この記事では、
まぶたのたるみ取りが保険適用となるケースについて詳しく解説し、
治療が受けられる診療科についてもご紹介します。
形成外科と美容外科のクリニック池袋では、眼瞼下垂治療に対応しており、まぶたのたるみ改善をご希望の方に専門的な治療を提供しています。
まぶたのたるみを改善したいとお考えの方は、ぜひ当院までご相談ください。
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まぶたのたるみの原因
まぶたのたるみは、さまざまな要因が組み合わさって生じます。
以下に代表的な原因を解説します。
加齢
加齢により、目の周囲を支える
眼輪筋が徐々に衰えることで、まぶたの皮膚が十分に支えられなくなり、たるみが生じます。
さらに、皮膚の弾力性を保つ役割を果たす
コラーゲンやエラスチンの減少も、たるみの進行を促す要因となります。
生活習慣
長時間にわたるパソコン作業やスマートフォンの使用を続けると、目の周りの筋肉である表情筋や眼輪筋が十分に運動する機会を失い、次第に衰えることがあります。
この筋肉の衰えは、まぶたの皮膚を支える力を低下させ、弾力を失った皮膚が重力の影響を受けやすくなることで、たるみが目立つようになります。
まぶたへの刺激
スキンケア時に
まぶたを頻繁に擦るなど、皮膚に過度な刺激を与える行為は、皮膚の弾力を低下させ、たるみを引き起こします。
まぶたの皮膚は特に薄いため、注意が必要です。
眼瞼下垂
眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる働きをする「眼瞼挙筋」が衰え、その結果としてまぶたが下がり、瞳を部分的または完全に覆ってしまう状態を指します。
眼瞼下垂とまぶたのたるみは似たように見える場合がありますが、原因と状態は異なります。
まぶたのたるみは、皮膚の弾力性が失われて緩むことで起こるのに対し、眼瞼下垂は
主に眼瞼挙筋の機能低下が原因です。
また、
皮膚と筋肉の両方が緩んでいるケースもあり、適切な診断と治療計画を立てるためには医師の判断が不可欠です。
まぶたのたるみが引き起こす問題
まぶたのたるみは、日常生活においてさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
これには、機能的な問題と審美的な問題の両方が含まれます。
機能的な問題
まぶたがたるむと、視界が遮られることがあります。
特に、まぶたが重く感じられ、
視界が狭くなることで日常生活の中で不便を感じる場合もあります。
さらに、視界を確保しようと額や眉を頻繁に持ち上げることで、額の筋肉が過剰に緊張し、
頭痛や肩こりにつながることもあります。
審美的な問題
まぶたのたるみは、顔全体の印象に大きな影響を与えます。
進行すると、
顔が老けて見え目元が重たく感じられます。
さらに、まぶたの皮膚が垂れ下がることで表情が硬く、疲れた印象を与えることがあります。
目元に陰影ができ、顔全体が暗い雰囲気に見えることもあり、周囲に
不健康や元気がない印象を与えることがあります。
まぶたのたるみ取りが保険適用される条件
まぶたのたるみ取りの手術は、特定の条件を満たす場合には保険が適用されることがあります。
ここでは、保険適用の条件について詳しく説明します。
保険適用されるケース
まぶたのたるみ取りが保険適用となる主なケースは、機能的な問題や特定の疾患が原因の場合です。
例えば、「
眼瞼皮膚弛緩症」ではまぶたの皮膚が垂れ下がり、視野が狭くなることがあります。
進行すると目を開けるのが困難になり、日常生活に支障をきたすため、視界を改善する手術が必要と判断されることがあります。
また、「
眼瞼下垂」では、まぶたの筋肉が弱くなり、視界が遮られるため、進行すると視覚的な問題が生じ、手術が保険適用となることがあります。
保険適用されないケース
美容目的でのまぶたのたるみ取り手術や治療は、保険適用外となります。
例えば、
顔の印象を若々しく見せるためにまぶたのたるみを取り除く場合、これらは全額自己負担となります。
また、機能的な支障が認められない場合も保険は適用されません。
たるみが進行していても、
視界に影響を与えない、または目を開ける際に特に支障がない場合は、機能的な問題がないと判断され、手術は保険対象外となります。
このような場合、治療は患者自身の負担で行うことになります。
まぶたのたるみ取りができる診療科
まぶたのたるみ取りには、いくつかの診療科が関わります。
各診療科はそれぞれ異なる視点で治療を行い、得意とする分野があります。
ここでは、主な診療科について紹介します。
形成外科
形成外科では、まぶたのたるみ取りにおいて
機能改善と審美性の両立を目指した治療を行います。
この科では、視界の改善や日常生活への支障を最小限に抑えながら、美容的な仕上がりも重視します。
また、
保険適用の範囲内で手術を行う実績が多く、視界の遮りや眼瞼下垂など、機能的な問題に対する治療が行われることが一般的です。
眼科
眼科では、まぶたのたるみが視力や視界に与える影響を重視し、
視覚的な問題を解決するための診断と治療を行います。
まぶたのたるみが視界を妨げる場合、治療が行われることがありますが、眼科ではまぶたのたるみ取りの手術に対応していないことも多いため、手術を希望するときは他の診療科との連携が必要となることがあります。
美容外科
美容外科では、審美的な改善を目的としたまぶたのたるみ取りが中心となります。
視覚的な問題がなく、日常生活に支障がない場合でも、見た目の若返りを重視して治療が行われます。
これらの治療は、
主に保険適用外で、患者様の外見に対する満足度を高めることが目的です。
そのため、まぶたのたるみを改善し、より若々しく見せることを目指した治療が提供されます。
まとめ
まぶたのたるみ取りは、保険適用が可能な場合もあります。
視界に影響を与えるような機能的な問題や、眼瞼下垂などの特定の疾患が原因であるケースでは、手術が保険の対象となることがあります。
しかし、美容目的の治療や機能的な支障がない場合は、保険適用外となり、自己負担での治療が必要です。
まぶたのたるみが気になる場合は、
医師の診察を受け、症状に合った適切な治療法を選ぶことが重要です。
形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医による眼瞼下垂治療が受けられます。
丁寧なカウンセリングと診察を通じて、患者様のまぶたのたるみの原因をしっかりと判断し、最適な治療をご提案します。
まぶたのたるみにお悩みの方は、ぜひ当院にお問い合わせください。
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