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三白眼とは?種類・特徴・原因と治し方、眼瞼下垂との関係

[2024.12.21]
三白眼

三白眼(さんぱくがん)とは、黒目の左右に加えて、黒目の上か下のどちらかにも白目が見え、黒目の周りの3方向に白目がのぞいている目のことです。

国語辞典(デジタル大辞泉)では「黒目が上方にかたよって、左右と下部の三方に白目のある目」と説明されており、一般に三白眼といえば黒目の下に白目が見える「下三白眼」を指します。

多くは生まれつきの目の形による個性で、三白眼そのものは病気ではありません。

一方で、以前より白目が目立ってきた、片目だけ白目が見えるようになった、まぶたが重く感じるといった場合は、まぶたの開きが浅くなる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」やほかの病気が関わっていることがあります。

見た目を変えたい場合の治し方は、白目が黒目の下に見えるか上に見えるか、そして何が原因かによって変わります。

白目の見え方の変化が気になる方は、まぶたの開き具合を実際に測ると原因の見当がつきやすくなりますので、お気軽にご相談ください。

眼瞼下垂池袋

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三白眼とは|黒目の周りの3方向に白目が見える目

三白眼とは

三白眼は、まっすぐ前を見たときに、黒目の左右と上下のうち3か所に白目が見える状態を指す呼び方です。

医学的な病名ではなく、目の見た目の特徴を表すことばとして使われています。

三白眼かどうかを考えるときは、まぶたと黒目の位置関係を知っておくと分かりやすくなります。

一般的に、上まぶたの縁は黒目の上の端を1〜2mmほど覆う位置にあり、下まぶたの縁は黒目の下の端あたりに位置しています。

そのため、正面を向いたときに見える白目は、ふつうは黒目の左右だけです。

上まぶたが黒目の上の端より高い位置にあると黒目の上に白目が見え、下まぶたが黒目の下の端より低い位置にあると黒目の下に白目が見えます。

つまり三白眼は、黒目の大きさや眼球の位置、上下のまぶたの位置のバランスによって生まれる見え方です。

三白眼の特徴|目元の見え方と受け取られやすい印象

三白眼の目元は、白目がどの位置に見えるかによって印象が変わります。

タイプ 目元の見え方 受け取られることがある印象
下三白眼 黒目が上寄りに見え、黒目の下に白目がのぞく シャープでクール、目力がある一方で、鋭い・きつい目つきに見られることがある
上三白眼 上まぶたが高い位置にあり、黒目の上に白目がのぞく 目を見開いたような、驚いたような表情に見られることがある
四白眼 黒目の上下左右に白目が見え、黒目が小さく見えやすい 目力が強く、にらんでいるように見られることがある

黒目が小さいから三白眼になると考える方もいますが、黒目のどこまでがまぶたに隠れるかによっても、黒目の見える範囲は変わります。

目つきの印象には白目の量だけでなく、眉の位置や角度、まぶたの形、表情のくせも関わります。

こうした印象は見る人の受け止め方によるもので、性格や健康状態を表すものではありません。

一方で、目元がきつく見られることを気にして相談に来られる方もいらっしゃいます。

まずはご自身の白目がどの位置に見えているのかを鏡で確かめ、次の章でどのタイプに近いかを確認してみてください。

三白眼の種類|上三白眼・下三白眼・四白眼の違い

三白眼は、黒目の上と下のどちらに白目が見えるかによって呼び方が変わります。

白目が見える位置によって考えられる背景や治し方が異なるため、原因を考えるうえでの手がかりになります。

種類 白目が見える位置 まぶたと黒目の関係 主に考えられる背景
下三白眼 黒目の左右と下 下まぶたが黒目の下の端より低い、または黒目が上寄りに見える 生まれつきの目の形、眼瞼下垂、加齢による下まぶたのゆるみ、下まぶたの手術後など
上三白眼 黒目の左右と上 上まぶたが黒目の上の端より高い位置にある 反対側の目の眼瞼下垂、甲状腺眼症、眼瞼下垂の手術後の開きすぎ、生まれつきなど
四白眼 黒目の上下左右すべて 上まぶたが高く、下まぶたも低い位置にある 生まれつきの目の形、甲状腺眼症などによる眼球の突出やまぶたの後退など

下三白眼(したさんぱくがん)

下三白眼は、黒目の下側に白目が見えるタイプで、三白眼と聞いて多くの方が思い浮かべるのがこの形です。

生まれつきの目の形で見られるほか、眼瞼下垂や加齢による下まぶたのゆるみなど、後から現れる原因もあります。

以前の写真では目立たなかったのに、最近になって黒目の下の白目が気になり始めた場合は、後天的な原因が隠れていることがあります。

上三白眼(うえさんぱくがん)

上三白眼は、黒目の上側に白目が見えるタイプで、下三白眼に比べると少ないとされています。

上まぶたが本来より高い位置まで上がっている状態で、医学的には「上眼瞼後退(じょうがんけんこうたい)」と呼ばれる所見にあたることがあります。

上まぶたが上がりすぎる原因としては、甲状腺眼症、反対側の目の眼瞼下垂、眼瞼下垂の手術で開きすぎた場合などが知られています。

目を見開いているような、驚いた表情に見えやすいのが特徴です。

四白眼(しはくがん・よんぱくがん)

四白眼は、黒目の上下左右すべてに白目が見えるタイプです。

黒目が小さめで白目の面積が広く見える方のほか、眼球が前に出ている場合や、上下のまぶたがともに後退している場合にも見られます。

もともと四白眼ではなかったのに急に目が見開いたように見えてきた場合は、甲状腺の病気などが関わっていることもあるため、早めに医療機関で相談してください。

どのタイプかが分かったら、その見え方が子どもの頃からなのか、最近になって変わってきたのかを振り返ってみてください。

以前と見え方が変わってきたと感じる方は、まぶたの開き具合を測ると原因の見当がつきますので、お気軽にご相談ください。

三白眼になる原因

三白眼になる原因は、生まれつきの目の形によるものと、眼瞼下垂や病気、手術などによって後から現れるものに大きく分けられます。

原因ごとに、現れやすいタイプと見られやすい特徴は次のとおりです。

原因 現れやすいタイプ 見られやすい特徴
生まれつきの目の形 下三白眼・上三白眼・四白眼 子どもの頃から同じ見え方で、左右差が少ないことが多い
眼瞼下垂 下三白眼 まぶたが重い、眉を上げて目を開ける、額のしわが増えたなどの症状を伴う
片目の眼瞼下垂 反対の目の上三白眼 片方のまぶたが下がり、もう片方が見開いたように見える
加齢による下まぶたのゆるみ 下三白眼 年齢とともに黒目の下の白目が少しずつ目立ってくる
甲状腺眼症など 上三白眼・四白眼 まぶたの腫れ、目が出てきた感じ、物が二重に見えるなどを伴うことがある
まぶたの手術の影響 上三白眼・下三白眼 手術のあとから白目の見え方が変わった

生まれつき・遺伝による目の形や骨格

生まれつきの三白眼は、黒目の大きさ、眼球と骨格の位置関係、まぶたの形などが組み合わさって生まれる個性です。

たとえば黒目がやや小さめの方は、相対的に白目の範囲が広く見えるため、三白眼として目に留まりやすくなります。

黒目の大きさやまぶたの形は親子で似ることがあり、家族にも同じような目元の方がいる場合もあります。

子どもの頃の写真でも同じように白目が見えていて、左右差や症状がない場合は、治療が必要な状態ではないことがほとんどです。

眼瞼下垂によって下三白眼に見えることがある

眼瞼下垂は、上まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)やその腱膜の働きが弱まり、目が十分に開かなくなる状態です。

まぶたが下がる病気なのに、黒目の下に白目が見えるようになるのには理由があります。

信州大学形成外科の松尾清医師らは2005年、挙筋腱膜が瞼板(まぶたの芯になる組織)から外れて起こる眼瞼下垂で、下三白眼が現れる仕組みを次のように報告しています。

まず、ゆるんだ腱膜を補うために、まぶたを上げる筋肉がいつもより強く働きます。

このとき、筋膜でつながっている眼球を上に向ける筋肉(上直筋)も一緒に働き、眼球が上を向こうとします。

視線をまっすぐ前に保つために、今度は眼球を下に向ける筋肉(下直筋)が働き、下まぶたにつながる組織を引っ張ります。

その結果、眼球は上方に押し上げられ、下まぶたは引き下げられて、黒目の下に白目が見える「下三白眼」になると説明されています。

同じ報告では、腱膜を瞼板に戻す処置や手術によって、眼瞼下垂の患者さん100人で下まぶたの引き下がりが軽くなり、下三白眼が改善したとされています。

ただし、下三白眼のすべてが眼瞼下垂によるものではなく、改善の程度にも個人差があるため、原因は診察で確かめる必要があります。

眼瞼下垂が起こる原因や、ストレスとの関係については『眼瞼下垂の原因、もしかして「ストレス」かも?対策方法とストレスケア』をご覧ください。

片目の眼瞼下垂で反対の目が上三白眼に見えることがある

片目だけ上三白眼に見える場合、原因は見開いているほうの目ではなく、反対側の目の眼瞼下垂にあることがあります。

片方のまぶたが下がると、両目のまぶたを上げる力が一緒に強まり、下がっていないほうの目が見開いたようになることがあります(ヘリングの法則)。

その結果、見開いたほうの目の黒目の上に白目が見え、上三白眼のように見えます。

この場合、下がっているほうのまぶたを指で持ち上げると、見開いていたほうの目の開きが落ち着くかどうかで見当をつけられます。

片目の開きの違いについて詳しくは「目の開きに左右差があるのはなぜ?原因と治療法を解説」をご覧ください。

加齢による下まぶたのゆるみ

年齢を重ねると、下まぶたを支える組織がゆるみ、下まぶたの縁が少しずつ下がってくることがあります。

下まぶたが黒目の下の端より低くなると、黒目の下に白目が見えやすくなり、下三白眼のように見えてきます。

上まぶたの眼瞼下垂と下まぶたのゆるみが同時に起きていることもあるので、診察では上下のまぶたをあわせて確認します。

甲状腺眼症など病気のサインとして現れる場合

日本眼科学会は、甲状腺眼症の症状として、まぶたの腫れ、目が見開いてしまう「眼瞼後退」、目が出てくる「眼球突出」、物が二重に見える「複視」などを挙げています。

まぶたの後退や眼球の突出が起こると、上三白眼や四白眼のように白目が目立って見えることがあります。

急に目つきが変わった、目が出てきた気がする、目の奥の違和感や物が二重に見える症状を伴うといった場合は、見た目の問題と考えず、眼科や内科を早めに受診してください。

まぶたの手術の影響

下まぶたの手術のあとに下まぶたの縁が下がると、黒目の下に白目が見えやすくなります。

下まぶたを下げてたれ目にする手術(たれ目形成)で下げ幅が大きすぎた場合も、黒目の下の白目が目立ちます。

また、眼瞼下垂の手術で上まぶたが上がりすぎた場合には、上三白眼のように見えることがあります。

眼瞼下垂の手術後の見え方については、このあとの章で詳しく解説します。

目線や表情、写真の写り方

顔を少し下に向けたまま目だけで前を見たり、上目づかいになったりすると、黒目の下に白目が見えやすくなります。

写真を撮るときの角度や表情によって一時的に三白眼に見えることもあるので、確かめるときは正面をまっすぐ見た状態で比べてください。

原因が一つとは限らないため、白目の見え方が以前と変わってきた方は、まぶたの開きを測る診察で原因を絞り込めます。

三白眼の治し方|原因とタイプ別の改善方法

三白眼への対応は、原因と、白目が黒目の上下どちらに見えるかによって大きく異なります。

生まれつきの三白眼は個性の一つであり、健康上の問題がなければ治療の必要はありません。

一方で、眼瞼下垂など治療の対象になる原因が関わっている場合は、その原因への治療を検討します。

背景 考えられる対応 相談先の目安
生まれつきで症状がない 治療の必要はなく、気になる場合はメイクやカラーコンタクトで印象を変える 見た目の変化を望む場合は美容外科・形成外科
眼瞼下垂が関わる下三白眼 まぶたの計測と診察で眼瞼下垂かどうかを確かめ、必要に応じて眼瞼下垂の手術でまぶたの開きを整える 形成外科・眼科
加齢や手術で下まぶたが下がった下三白眼 下まぶたの位置を支え直す、引き上げる手術を検討する まぶたの手術を扱う形成外科・眼科
反対の目の眼瞼下垂による上三白眼 下がっているほうの目の眼瞼下垂を治療する 形成外科・眼科
甲状腺眼症などが疑われる まず病気の検査と治療を優先する 眼科・内科
まぶたの手術後に見え方が変わった 手術を受けた医療機関で経過を確認し、必要に応じて修正を検討する 執刀した医療機関・形成外科

三白眼は自力で治せる?

目のトレーニングやマッサージで、三白眼を治すことはできません。

黒目の大きさや眼球の位置は生まれつきの要素が大きく、セルフケアで変えられるものではありません。

まぶたを引き上げる腱膜がゆるんで起きている眼瞼下垂も、自力で元に戻すことはできないとされています。

まぶたを強くこするマッサージは、かえってまぶたへの負担を増やすことがあります。

セルフケアでできることと注意点について、詳しくは「眼瞼下垂は自力で治す(セルフケア)ことができる?試す前に知っておきたい注意点」をご覧ください。

メイクやカラーコンタクトで印象を変える

アイラインやアイシャドウの入れ方を工夫すると、白目の見え方や目元の印象をやわらげることができます。

黒目を大きく見せるカラーコンタクトも、白目の露出を目立ちにくくする方法の一つです。

カラーコンタクトは視力補正用のコンタクトレンズと同じく医療機器にあたるため、眼科で目の状態を確認したうえで使ってください。

これらは一時的に印象を変える方法で、目の形そのものが変わるわけではありません。

下三白眼の治し方|眼瞼下垂が原因なら眼瞼下垂の治療を検討する

下三白眼を手術で変えたい場合は、下まぶたが下がって見える理由が、上まぶたの眼瞼下垂なのか、下まぶた自体のゆるみや後退なのかで方法が分かれます。

眼瞼下垂が関わって白目が目立っている場合は、まぶたを持ち上げる腱膜を本来の位置に戻す手術によって、まぶたの開きが整い、白目の見え方が変わることが期待できます。

前の章で紹介した松尾医師らの報告は、この眼瞼下垂の手術で下まぶたの引き下がりが軽くなったというものです。

ただし、手術はあくまで眼瞼下垂を治すためのもので、三白眼の見た目だけを変える治療ではありません。

生まれつきの目の形による三白眼は眼瞼下垂の手術の対象にならず、眼瞼下垂が関わっている場合でも白目の見え方がどこまで変わるかには個人差があります。

加齢や下まぶたの手術によって下まぶたの縁が下がっている場合は、目尻側で下まぶたを支え直す方法や、足りない組織を移植で補う方法など、下まぶたの位置を引き上げる手術が検討されます。

たれ目形成のあとに下がりすぎた場合は、縫い縮めた組織の癒着をはがす修正や、皮膚が不足していれば皮膚の移植が必要になることもあり、方法は状態によって医師が判断します。

なお、下まぶたを下げるグラマラスライン形成(たれ目形成)は、黒目の下の白目が見えやすくなる方向に働くため、下三白眼を目立たなくする手術ではありません。

上三白眼の治し方|上まぶたが上がりすぎる原因から考える

上三白眼は上まぶたの位置が高すぎることで起こるため、下まぶたの手術では黒目の上の白目は変わりません。

片目の眼瞼下垂が原因で反対の目が見開いている場合は、下がっているほうの目の眼瞼下垂を治療すると、見開いていた目の開きが落ち着くことがあります。

見開いている目だけを手術で下げてしまうと、原因の眼瞼下垂が残るため、両目を診察したうえで方針を決めます。

甲状腺眼症が原因の場合は、まず病気の治療を優先し、まぶたの手術は状態が落ち着いてから検討します。

米国眼科学会の医師向け解説(EyeWiki)では、甲状腺眼症によるまぶたの後退は、少なくとも6か月状態が安定してから手術を行うとされています。

眼瞼下垂の手術でまぶたが上がりすぎた場合は、上まぶたを持ち上げる腱膜の固定を調整し直して開きを下げる修正手術が検討されます。

手術後の上三白眼については、このあとの章で詳しく解説します。

四白眼の場合は上下のまぶたを分けて考える

四白眼は、上まぶたが高い位置にあることと、下まぶたが低い位置にあることが重なった状態です。

上下それぞれの原因が異なることもあるため、上まぶたと下まぶたを別々に評価し、必要に応じてそれぞれに合った方法を検討します。

急に四白眼のように見えてきた場合は、甲状腺眼症などの病気が隠れていないかを先に確かめてください。

グラマラスライン形成・目尻切開・二重は三白眼の治療になる?

目元の美容外科手術の中には、三白眼の見え方に影響するものとしないものがあり、上三白眼と下三白眼では関わり方も異なります。

施術 まぶたへの作用 三白眼との関係
グラマラスライン形成(たれ目形成) 下まぶたの中央から目尻にかけてのカーブを下げる 黒目の下の白目が見えやすくなる方向に働くため、下三白眼を目立たなくする手術ではない。上三白眼は上まぶたの問題なので対象外
目尻切開 目尻を切開して目の横幅を広げる 横幅を広げる手術で、黒目の上下に見える白目を減らすことを目的とした手術ではない
二重の手術 上まぶたに二重のラインを作る まぶたを持ち上げる力そのものを治す手術ではない。眼瞼下垂がある場合は、眼瞼下垂の手術でまぶたの開きを整える
眼瞼下垂の手術 ゆるんだ腱膜を固定し直し、上まぶたの開きを整える 眼瞼下垂が関わる下三白眼や、反対の目の眼瞼下垂による上三白眼で、見え方が変わることがある

三白眼を目立たなくしたい場合は、白目が黒目の上下どちらに見えるかと原因を確かめたうえで、上の表の眼瞼下垂の治療や、下まぶたの位置を整える方法を検討します。

三白眼の目元にしたいときに検討される施術

反対に、黒目の下の白目が少し見える目元をあえて目指したいという相談では、下まぶたを下げるグラマラスライン形成(たれ目形成)が検討されることもあります。

ただし、下げ幅が大きすぎると、下まぶたが外側にめくれる外反(あっかんべえ変形)や、不自然な下三白眼につながるおそれがあります。

効果の現れ方や持続する期間には個人差があります。

当院ではグラマラスライン形成を皮膚切開法で行っており、デザインの段階で顔全体のバランスを確かめ、下まぶたの裏側(結膜)が見えすぎない仕上がりを目指しています。

施術名 グラマラスライン形成(たれ目形成)
診療区分 自由診療(保険適用外)
料金(税込) 249,800円(モデル料金212,330円)
手術時間・通院 手術時間は約1時間、抜糸は術後7〜10日
ダウンタイムの目安 腫れや内出血のピークは術後3〜4日目で、1〜2週間で大きな腫れはほとんど改善する
主なリスク・副作用 腫れ・内出血・痛み、左右差、下まぶたを下げすぎたことによる外反、傷跡、ドライアイや結膜の充血、感染、まれに修正手術が必要になること

モデル料金には適用の条件があります。

施術の方法や症例は「グラマラスライン形成(たれ目形成)」のページでご案内しています。

下げすぎによる失敗例と避け方について、詳しくは「グラマラスライン形成で失敗しないために|よくある後悔事例と形成外科専門医が教える回避策」をご覧ください。

眼瞼下垂の治療を考える目安

眼瞼下垂治療を受けるべきか判断するポイント

三白眼に加えて次のような状態がある場合は、眼瞼下垂の治療を検討するきっかけになります。

目安 内容
見た目の変化が気になる まぶたが下がって眠そうに見える、白目の見え方が以前と変わってきた
視界が狭く感じる 視界の上のほうが見えにくく、運転や読書、歩行に不便を感じる
眉や額で目を開けている 無意識に眉を上げて目を開けており、額のしわが目立ってきた
頭痛や肩こりがある まぶたを持ち上げようとする力が続き、頭痛や肩こりにつながっている可能性がある

視界の狭さなど機能的な支障があると医師が診断した場合は、眼瞼下垂の手術に健康保険が適用されることがあります。

保険適用の条件について、詳しくは「眼瞼下垂の手術は保険適用できる?適用条件・対象外のケース・手術の流れを徹底解説」をご覧ください。

ご自身の三白眼が治療の対象になるのかどうかは、診察で原因を確かめたうえでご説明しますので、迷っている段階でもご相談ください。

三白眼の見分け方|眼瞼下垂との違いと形成外科で確認すること

三白眼の方がすべて眼瞼下垂というわけではなく、生まれつきの三白眼と眼瞼下垂が関わる三白眼では、治療を考えるかどうかも変わります。

鏡や写真で自分で確かめられることもありますが、原因を見極めるにはまぶたの位置や動きを測る必要があります。

三白眼かどうかを鏡や写真で確かめる方法

明るい場所で鏡を目の高さに置き、あごを上げ下げせずに、鏡に映った自分の目をまっすぐ見てください。

その状態で、黒目の下の端と下まぶたの間、黒目の上の端と上まぶたの間に白目が見えるかを、片目ずつ確かめます。

スマートフォンで撮る場合は、カメラを目の高さに合わせて正面から撮ると、上目づかいや角度による見え方の違いを避けられます。

数年前の写真と同じ条件で見比べると、生まれつきの見え方なのか、後から変わってきたのかの手がかりになります。

鏡でできる眼瞼下垂のセルフチェック

リラックスして鏡を正面から見て、次の項目に当てはまるものがないか確認してみてください。

確認すること 眼瞼下垂が関わっている可能性を考えるサイン
以前の写真との比較 数年前の写真より黒目の下の白目が目立つ、または黒目の上の部分がまぶたで隠れている
眉と額 目を開けるときに眉が上がる、額に横じわが増えてきた
まぶたの重さ 夕方になるとまぶたが重い、目が疲れやすい、視界の上のほうが見えにくい
左右差 片目だけ白目の見え方が違う、片方のまぶたが下がっている
体の症状 頭痛や肩こりが続いている

当てはまる項目があっても眼瞼下垂と決まるわけではありませんが、受診の際に伝えると診察の参考になります。

形成外科の診察で確認すること

形成外科では、見た目の印象だけでなく、まぶたの位置や動きを測って原因を見極めます。

確認すること 内容
上まぶたの位置(MRD1) 瞳孔の中心に映る光から上まぶたの縁までの距離を測り、まぶたの下がり具合を確かめる
下まぶたの位置(MRD2) 瞳孔の中心から下まぶたの縁までの距離を測り、下まぶたが下がっていないかを確かめる
眉や額の代償 眉を上げてまぶたの下がりを補っていないかを確かめる

左右で目の開きが違う場合の確かめ方について、詳しくは「目の開きに左右差があるのはなぜ?原因と治療法を解説」をご覧ください。

まぶたの皮膚のたるみと眼瞼下垂の違いについて、詳しくは「まぶたのたるみは保険適用になるの?眼瞼下垂との見分け方を詳しく解説」をご覧ください。

早めに受診したほうがよいサイン

急に片方のまぶたが下がった、物が二重に見える、まぶたの下がり具合が日によって大きく変わるといった場合は、神経や筋肉の病気が関わっていることがあります。

急に目が見開いたように見えてきた場合や、目が出てきた感じがある場合も、甲状腺眼症などの可能性があるため、早めに眼科などの医療機関を受診してください。

見分け方に迷う場合は、まぶたの位置を測る診察で原因を確かめられますので、気になる症状があれば一度ご相談ください。

眼瞼下垂の手術後に上三白眼になることはある?

眼瞼下垂の手術を考えている方の中には、「手術で目が開きすぎて、上三白眼になってしまわないか」と心配される方もいらっしゃいます。

眼瞼下垂の手術後に上三白眼のように見えることはあります。

主な理由は、まぶたの開きすぎ(過矯正)、片目の手術による左右のバランスの変化、術後早期の腫れやむくみの3つです。

まぶたが上がりすぎる「過矯正」

眼瞼下垂の手術では、ゆるんだ腱膜を前に引き出して固定し、まぶたが上がる量を調整します。

この量が多すぎると、上まぶたの縁が黒目の上の端より高くなり、黒目の上に白目が見える上三白眼や、驚いたような目つきになることがあります。

開きすぎが強い場合は、目を閉じにくくなる「兎眼(とがん)」や、目の乾燥につながることもあります。

当院の施術ページでも、術後中長期のリスクとして「まぶたの開きすぎ(過矯正)」や「閉眼不全」を挙げています。

片目の手術で左右のバランスが変わる

前述のヘリングの法則により、片目の眼瞼下垂を手術すると、反対側の目の開き方が変わることがあります。

手術前は下がった目を持ち上げるために反対の目も開きすぎていた場合、手術後はその目の開きが落ち着き、左右のバランスが変わって見えます。

反対に、手術前は目立たなかった反対側の目の下がりが、手術後にはっきりすることもあります。

片目だけの手術を考えている場合も、両目のまぶたの状態をあわせて評価しておくと、手術後の左右のバランスの変化を見込みやすくなります。

術後早期の腫れやむくみ

手術直後は腫れやむくみ、傷の治りに伴う変化があり、まぶたの開き方や左右差が一時的に強く見えることがあります。

腫れのピークは術後1週間ほどで、個人差はありますが約1か月で落ち着いた状態になり、その後も数か月かけてむくみが引いていきます。

術後早い時期の見え方だけで最終的な仕上がりを判断せず、執刀医と一緒に経過を追って確かめていきます。

手術後に上三白眼が気になったときの対処法

手術後に上三白眼が気になる場合は、まず手術を受けた医療機関に相談し、腫れによる一時的な変化なのか、開きすぎなのかを確かめてもらってください。

目が閉じにくい、目が強く乾く、痛みが続くといった症状がある場合は、見た目の問題だけではないため、早めに受診してください。

明らかな過矯正は時間がたつほど傷あとが硬くなり修正が難しくなるとの指摘もあり、修正を行う時期は状態によって医師が判断します。

当院では、他院で受けた眼瞼下垂の手術後の左右差や過矯正、低矯正、二重の線のずれなどを修正する「他院修正」を自由診療で行っています。

手術前に確認しておきたいこと

上三白眼のような仕上がりを避けるには、手術前に「黒目がどのくらい見える状態を目指すか」を医師に具体的に伝えておくと、仕上がりのずれが起きにくくなります。

大きめのカラーコンタクトを着けたときの見え方を基準にすると、外したときに開きすぎに見えることがあるため、裸眼での見え方を基準に相談してください。

片目の下垂の場合は反対側の目の状態、ドライアイの有無、まぶたを上げる力なども、仕上がりに関わるため事前に確認します。

当院では、手術中にもまぶたの開き具合(MRD)を計測しています。

眼瞼下垂の手術でうまくいかなかったときに起こることについて、詳しくは「眼瞼下垂手術で失敗したらどうなる?東京で信頼できるクリニックをご紹介」をご覧ください。

手術後の見え方に不安がある方も、仕上がりの希望を伺ったうえで起こりうることをご説明しますので、カウンセリングでご相談ください。

当院で相談できる三白眼の治療と費用

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医の院長が眼瞼下垂の診察と手術を担当しており、三白眼の原因がまぶたにあるかどうかを診察で確かめられます。

院長の春日 航は日本形成外科学会認定 形成外科専門医で、信州大学医学部附属病院形成外科で病棟医長を務めました。

グラマラスライン形成の料金とリスクは、「三白眼の治し方」の章の「三白眼の目元にしたいときに検討される施術」でご案内しています。

眼瞼下垂手術の料金

当院の眼瞼下垂手術は、ゆるんだ腱膜を本来の位置に戻して固定する「眼瞼挙筋前転法(松尾法)」で行います。

眼瞼下垂の手術は、機能的な支障があると医師が診断した場合は保険診療、見た目を整えることが主な目的の場合は自由診療となります。

当院の費用は次のとおりです。

施術名 料金(税込) モデル料金(税込)
眼瞼下垂手術(保険適用の場合) 自己負担は1〜3割です。金額は診察のうえでお見積りします。
眼瞼下垂症手術(自由診療) 478,000円 406,300円
他院修正(眼瞼下垂) 698,000円 593,300円

モデル料金には適用の条件があります。

他院修正(眼瞼下垂)の主なリスク・副作用は、修正結果の限界、腫れ・内出血・左右差、追加施術の可能性です。

治療期間は前回の手術の状態によって異なるため、診察時にご説明します。

そのほかの料金は「料金表」、手術内容は「池袋の眼瞼下垂治療」でご案内しています。

当院で眼瞼下垂手術を受けた患者様の術前・術後の写真は「眼瞼下垂の症例写真」でご覧いただけます。

保険診療と自由診療のどちらが適しているかは診察で判断しますので、費用が気になる方もまずはご相談ください。

眼瞼下垂手術のリスク・副作用とダウンタイム

手術を検討する際は、期待できる変化と一緒に、起こりうるリスクと回復までの期間も確かめておいてください。

時期 起こりうるリスク・副作用
術後早期 腫れ、内出血、一時的な違和感、創部の痛み、ドライアイ症状
術後中長期 左右差の出現、まぶたの開きすぎ(過矯正)、閉眼不全、傷あとの赤みや盛り上がり、まれに感染症

回復の目安は、痛みが術後2〜3日程度、腫れのピークが約1週間で、2週間ほどで日常生活に支障のない程度まで落ち着きます。

内出血は2週間程度で消え、個人差はありますが約1か月で落ち着いた状態になります。

手術時間は片側30分程度、両側で約1時間で、日帰りで受けていただけます。

デスクワークは3〜4日後から、通常の運動は2週間後から、激しい運動は1か月後から可能です。

仕事への影響や過ごし方について、詳しくは「眼瞼下垂手術のダウンタイムはどれくらい?仕事に与える影響と乗り越え方」をご覧ください。

お仕事や予定に合わせた手術の時期もご相談いただけますので、スケジュールに不安がある方もお問い合わせください。

当院の眼瞼下垂の症例

当院で眼瞼下垂手術を行った症例です。

眼瞼下垂(保険適用:黒目の露出が少ないお悩みの事例) 施術前 眼瞼下垂(保険適用:黒目の露出が少ないお悩みの事例) 施術後

※効果・結果には個人差があります。

施術内容 眼瞼下垂(保険適用:黒目の露出が少ないお悩みの事例)
費用 50,000円
診療区分 保険診療
治療期間 3ヶ月(術後の写真の時点)
年齢・性別 10代・男性
副作用・リスク 左右差、過矯正・低矯正、血腫・内出血

費用は施術当時の自己負担額です。

保険診療の負担割合によって変わります。

術前は瞳孔の上半分がまぶたに隠れ、黒目の露出が少ない状態でしたが、術後はまぶたの縁が瞳孔の上まで持ち上がり、黒目全体がはっきり見えるようになりました。

開瞼幅が広がったことで、眠たげだった印象が解消され、目力のある自然な目元になっています。

左右差も整い、正面視での対称性が改善しました。

写真の詳細はこの症例のページでご覧いただけます。

三白眼についてよくある質問

診察の前によくいただく、三白眼の見え方・治し方・保険についての質問です。

三白眼は病気ですか?

三白眼そのものは病気ではなく、目の見え方の特徴のひとつです。

ただし、以前より白目が目立ってきた場合や片目だけ見え方が変わった場合は、眼瞼下垂や甲状腺眼症などが関わっていることがあるため、医療機関での確認をおすすめします。

三白眼は珍しいですか?上三白眼と下三白眼ではどちらが多いですか?

一般に三白眼といえば黒目の下に白目が見える下三白眼を指し、上三白眼は比較的少ないとされています。

上三白眼は上まぶたが上がりすぎている状態のことがあり、反対側の目の眼瞼下垂や甲状腺眼症が関わっていないかを確かめておくと安心です。

上三白眼と下三白眼で治し方は違いますか?

違います。

下三白眼は、眼瞼下垂が関わっていれば眼瞼下垂の手術、下まぶた自体が下がっていれば下まぶたの位置を引き上げる手術を検討します。

上三白眼は、反対の目の眼瞼下垂の治療や、上がりすぎたまぶたを下げる修正、甲状腺眼症の治療など、上まぶたの原因に合わせた方法を選びます。

眼瞼下垂の手術で三白眼は治りますか?

眼瞼下垂が関わっている場合は、まぶたの開きが整うことで白目の見え方が変わることが期待できますが、変化の程度には個人差があります。

生まれつきの目の形による三白眼は、眼瞼下垂の手術の対象にはなりません。

グラマラスライン形成(たれ目形成)で三白眼は治りますか?

グラマラスライン形成は下まぶたを下げる手術で、黒目の下の白目はかえって見えやすくなる方向に働くため、三白眼を目立たなくする治療ではありません。

下げ幅が大きすぎると不自然な下三白眼や外反につながるおそれがあるため、すでに下三白眼が気になる方は、下げ幅を医師とよく相談してください。

眼瞼下垂の手術後に上三白眼になることはありますか?

まぶたが上がりすぎる過矯正や、片目の手術による左右のバランスの変化、術後早期の腫れによって、上三白眼のように見えることがあります。

術後の見え方が気になる場合は、まず手術を受けた医療機関に相談して経過を確認してもらいましょう。

三白眼の治療に保険は使えますか?

三白眼の見た目を変えることを目的とした治療は、健康保険の対象になりません。

眼瞼下垂と診断され、視界の狭さなど機能的な支障があると医師が判断した場合は、眼瞼下垂の手術に保険が適用されることがあり、当院での自己負担は1〜3割で金額は診察のうえでお見積りします。

三白眼が気になるときは何科を受診すればよいですか?

まぶたの開きが関係している可能性がある場合は、形成外科や眼科が相談先になります。

急に目が見開いてきた、目が出てきた感じがするといった場合は、甲状腺眼症などの可能性もあるため眼科や内科を受診してください。

手術を決めていなくても診察だけ受けられますか?

はい、手術を受けるかどうか決めていない段階でも、まぶたの状態を確認する診察を受けていただけます。

形成外科専門医が原因を確かめたうえで、治療が必要かどうかや保険診療と自由診療の違いをご説明します。

まとめ

三白眼は、黒目の周りの3方向に白目が見える目のことで、黒目の下に白目が見える下三白眼、上に見える上三白眼、上下とも見える四白眼があります。

多くは生まれつきの目の形による個性ですが、眼瞼下垂や加齢による下まぶたのゆるみ、甲状腺眼症、まぶたの手術などで後から現れることもあります。

見た目を変えたい場合、下三白眼は眼瞼下垂の治療や下まぶたの位置を整える手術、上三白眼は上まぶたが上がりすぎる原因への対応と、タイプによって方法が異なります。

下まぶたを下げるグラマラスライン形成は、黒目の下の白目が見えやすくなる方向に働くため、三白眼を目立たなくする手術ではありません。

眼瞼下垂が関わる三白眼は、まぶたの開きを整える手術で見え方が変わることが期待できますが、三白眼そのものを治す治療ではなく、効果には個人差があります。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医がまぶたの計測と診察で原因を確かめたうえで、治療の必要性をご説明しています。

白目の見え方の変化やまぶたの重さが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

治療を決めていなくても、原因を確認したいだけでも構いません。

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院長プロフィール
春日 航
経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任

資格

  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
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