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巻き爪は何科を受診すべき?形成外科・皮膚科の違いと保険治療の流れを解説

[2026.10.21]

巻き爪で痛みが出ているとき、最初に迷うのは診療科の選び方です。

皮膚科なのか形成外科なのか、病院の看板を見ただけでは判断がつきません。

先に結論をお伝えします。

痛み・腫れ・化膿があるなら、巻き爪や陥入爪の処置を行っている皮膚科または形成外科を早めに受診してください。

手術や爪の形の修正まで相談したい場合は、形成外科が候補になります。

巻き爪は、皮膚科でも形成外科でも診てもらえる疾患です。

どちらが正解かを突き詰めるよりも、その医療機関が処置や手術にどこまで対応しているかを確かめるほうが近道になります。

爪の端が皮膚に食い込んだ状態を放置すれば、赤みや腫れは強まる一方です。

化膿したり、肉芽(にくげ)と呼ばれる赤く盛り上がった組織ができたりすることもあります。

受診先を決めきれないまま時間が過ぎてしまうのが、いちばん避けたい展開です。

この記事では、症状の段階ごとの受診先、それぞれの科が扱う範囲、保険が使える治療と使えない治療、受診から治療が始まるまでの流れを順にご説明します。

池袋で巻き爪の受診先をお探しの方に向けて、相談先を絞り込むときの確認点までまとめました。

この記事でわかること

・症状の段階ごとに、皮膚科・形成外科・整形外科のどの受診先を選べばよいか

・診療科名だけでは受診先を決められない理由

・保険診療として行われる治療と、全額自己負担になる治療の線引き

・受診してから治療が始まるまでの流れと、費用の目安

痛みの程度や受診の時期について気になる点があれば、WEB予約とWEB問診をご利用ください。

来院前に症状をお伝えいただけます。

お問い合わせはこちら

巻き爪は何科?皮膚科と形成外科が受診先の候補になる

痛みを抱えている方に、まず受診先をお伝えします。

巻き爪と陥入爪は皮膚科でも形成外科でも診てもらえるため、科名だけで二者択一をする必要は、実はあまりありません。

判断の分かれ目になるのは、症状がどの程度進行しているかと、その医療機関が処置や手術にどこまで対応しているかという2点です。

この章では症状の段階と受診先を結び付けたうえで、早めに相談したほうがよいサインもお伝えします。

症状の段階でみる受診先の目安

巻き爪の状態は、大きく3つの段階に分けて考えると整理しやすくなります。

爪の変形が気になるだけで痛みがない段階、食い込んで痛む段階、そして化膿や肉芽をともなう段階です。

症状が進むほど、処置や手術まで対応できるかどうかが受診先を選ぶうえで重要になってきます。

軽い段階なら相談先の幅は広く、進んだ段階では爪の一部を切除する処置まで検討する必要があるからです。

迷ったときは、痛みがあるかどうかだけで決めないでください。

赤みがあるか、腫れているか、膿が出ていないかという3点を手がかりにすると、自分の症状がどの段階にあるのか判断しやすくなります。

症状の段階と受診先の目安

症状の段階 目に見える状態 受診先の目安
変形が気になる 爪の端が内側に巻いているが、痛みや赤みはない 皮膚科または形成外科で、爪の状態と原因を確認する
食い込んで痛む 爪の角が皮膚に当たり、押すと痛い。赤みや軽い腫れがある 巻き爪・陥入爪の処置に対応している皮膚科または形成外科を早めに受診する
化膿・肉芽がある 膿が出ている。肉芽ができており、歩くと痛む 手術まで対応している医療機関を受診する。形成外科が候補になる

※症状の見え方には個人差があります。表は受診先を絞り込むための目安であり、治療方針は診察で決まります。

手術まで相談したいときに形成外科が候補になる理由

形成外科は、皮膚と爪の状態を診るところから、爪の形を整える手術までを扱う科です。

痛みを抑える処置だけでなく、爪そのものの形を整える治療についても相談できます。

手術まで対応している形成外科を選んでおけば、処置で経過を見たあとに手術が必要になった場合も、同じ施設で相談を続けられることがあります。

対応できる範囲は施設ごとに違うため、通院先を決める前に確かめておいてください。

爪の形や食い込みの原因が残っていると、症状を繰り返すことがあります。

だからこそ、爪の変形まで含めて治療できる受診先を候補に入れておく意味があるのです。

当院は形成外科の保険診療で巻き爪に対応しており、形成外科専門医が診察から施術までを担当します。

早めに受診したほうがよいサイン

次のような状態に当てはまるなら、様子を見ずに受診してください。

膿が出ている、肉芽ができている、痛みで靴が履けない、患部が熱を持っているという4つが目安です。

糖尿病や血流の病気がある方は、小さな傷でも治りにくく、重い状態へ進みやすい傾向があります。

足のトラブルを自分で処理せず、専門の医師に相談してください。

糖尿病情報センターも同じ呼びかけをしています。

市販のテープや器具でしのごうとして、受診が遅れてしまう例もあります。

判断の基準を痛みの強さだけに置かず、見た目の変化にも目を向けてみてください。

形成外科・皮膚科・整形外科は何が違うのか

前の章でお伝えした目安には、それぞれの科が何を扱っているかという裏づけがあります。

ここでは受診先ごとの役割を並べてご説明します。

科の名前だけでは受診先が決まらない理由にも踏み込みました。

医療機関を調べるときにどこを見ればよいのかが、この章を読み終えるとはっきりしてくるはずです。

形成外科が扱う範囲

形成外科が目的とするのは、体の表面の形と機能を整えることです。

爪や皮膚の変形も対象に含まれており、巻き爪もそのひとつにあたります。

陥入爪と巻き爪も、日本創傷外科学会が形成外科の対象として挙げる疾患です。

炎症を抑える処置から、爪の幅を狭める手術まで対応できる場合もあります。

どこまで行っているかは医療機関によって差があるため、診療案内で確認しておくと安心です。

爪の形を整える処置では、治療後に傷跡がどう残るか、症状をまた繰り返さないかという点も判断に関わってきます。

こうした点も含めて治療の方法を検討できることが、形成外科に相談する利点の一つです。

皮膚科が扱う範囲

皮膚科は皮膚と爪の病気を広く診る科で、炎症や感染に対する診断と薬による治療を行います。

痛みや赤みが出ている段階で相談しやすい窓口です。

爪白癬のように、巻き爪と見た目が似ていて原因が異なる病気を見分ける役割も大きいものです。

爪が厚く変色している場合、原因が変形ではなく感染である可能性もあります。

薬で炎症が治まっても、爪の形が変わらなければ症状を繰り返しかねません。

経過が長引くようなら、次の治療を検討する流れにつなげていきます。

爪の処置や手術に対応している皮膚科もあるため、軽い段階に限った相談先と考える必要はありません。

整形外科が扱う範囲

整形外科は骨や関節、筋肉といった運動器を扱う科です。

爪そのものの治療を主に担当する科ではありませんが、足の形に問題がある場合には相談先になります。

外反母趾や扁平足が背景にあると、爪に一方向から力がかかり続けます。

歩き方や靴の選び方まで含めて見てもらえる点が、この科に相談する利点です。

巻き爪の痛みをかばう歩き方が続き、膝や腰に負担が出ている場合もあります。

足の状態も併せて診てもらうと、原因の切り分けにつながります。

爪の処置を行っている整形外科もありますので、科の名前だけで候補から外さないようにしてください。

受診先ごとの守備範囲

受診先 主に扱う領域 巻き爪での役割
形成外科 体の表面の形と機能を整える治療 炎症への処置から爪の形を整える手術まで対応する場合がある
皮膚科 皮膚と爪の病気に対する診断と薬による治療 炎症や感染を抑え、爪白癬など似た病気を見分ける
整形外科 骨や関節など運動器の治療 足の変形や歩き方が背景にある場合の評価と指導を行う
フットケア外来 足の状態の確認と予防のためのケア 医師の指示のもとで爪のケアを行い、爪の切り方と靴選びを指導する
内科 糖尿病など全身の病気の治療 通院中であれば、足の異変を最初に相談する窓口になる

※対応している範囲は医療機関ごとに違います。表は一般的な役割の整理ですので、受診前に各施設の診療案内をご覧ください。

フットケア外来と内科が相談先になる場合

フットケア外来は、足の状態を確認し、予防のためのケアと生活の指導を行う外来です。

国立長寿医療研究センターの案内を見てみましょう。

医師の指示のもとで爪を切る処置やタコ・ウオノメの処置を行い、自宅での足の観察方法や爪の切り方まで指導すると書かれています。

設置している医療機関は限られており、糖尿病で通院中の方を対象とする場合が多いところです。

受けられるかどうかは、かかりつけの医療機関にお尋ねください。

糖尿病などで内科に通院しているなら、足の異変を最初に伝える窓口として内科を使う方法もあります。

血糖の状態や血流の評価を踏まえたうえで、皮膚科や形成外科への紹介につながります。

ただし痛みや化膿がある段階では、これらの窓口だけで完結しません。

爪を処置する必要があるかどうかは、処置まで行っている医療機関で判断してもらう形になります。

診療科名だけでは受診先を決められない理由

医療機関が掲げている診療科の表示と、そこで診察する医師が持つ専門医資格は別のものです。

看板に書かれた科の名前から、対応範囲をそのまま読み取ることはできません。

皮膚科だから薬だけ、形成外科だから必ず手術というわけでもありません。

同じ科名でも、爪の手術まで行う施設と、薬による治療を中心とする施設があります。

そこで見るべきなのは、巻き爪や陥入爪の治療を行っているか、手術まで対応しているかという2点です。

施設の診療案内やメニューの一覧に書かれていれば、電話で尋ねる手間も省けます。

あわせて池袋での巻き爪治療の受け方もご覧ください。

治療法ごとの選び分けを詳しくご説明しています。

受診前に知っておきたい巻き爪と陥入爪の違い

受診したときに状態を伝えやすくするため、言葉の整理をしておきましょう。

巻き爪と陥入爪は混同されやすいものの、指している状態は別です。

どちらに当てはまるかで治療の進め方が変わります。

受診先を決める前に押さえておくと、診察での話が通じやすくなるでしょう。

巻き爪は爪の変形、陥入爪は食い込みによる炎症

巻き爪は、爪の端が内側に巻いた変形を指します。

これに対して陥入爪は、爪の端が周囲の皮膚に食い込んで炎症を起こした状態です。

この2つは別の状態でありながら、互いに原因となる関係にあります。

日本創傷外科学会の解説をもとに背景を整理しましょう。

陥入爪では深爪、合わない靴による圧迫、足の変形、爪白癬などが挙げられています。

巻き爪のほうに関わるのは、先のとがった靴による横方向の圧迫です。

歩くときに足の指へ力がかからない状態(浮き指)も、背景のひとつに挙げられています。

巻き爪と陥入爪の違い

項目 巻き爪 陥入爪
指す状態 爪の端が内側に巻いた変形 爪の端が皮膚に食い込み炎症を起こした状態
主な訴え 見た目の変化。痛みがない時期もある 押すと痛い。赤み、腫れ、膿を伴うことがある
治療の進め方 爪の形をどう整えるかを検討する 炎症と感染を抑える処置から始める

※出典は日本創傷外科学会「陥入爪・巻き爪」です。分類の考え方には幅がありますので、当てはまりにくい場合もあります。

巻き爪と陥入爪では治療の進め方が異なる

炎症をともなう陥入爪では、痛みと感染を抑える処置が先に来ます。

まず炎症を落ち着かせてから、爪の形をどうするかを考えていく順序です。

変形が主体の巻き爪なら、爪の形を整える方法を検討する流れです。

痛みがない時期であれば、選べる手段にも幅が出てきます。

実際には両方が重なっている方が多くいらっしゃいます。

どちらの要素が強いのか、どの順番で治療を進めるのかを判断するために、診察が必要になるのです。

ご自身の状態をうまく言葉にできなくても差し支えありません。

痛む場所と、症状が出てからどれくらい経つのかを伝えていただければ十分です。

巻き爪の保険診療はどう進むのか

受診を決めたあと、当日から治療が始まるまでに何が起きるのかをご説明します。

初診で行うこと、保険が使える治療と使えない治療の線引き、手術になる場合の進み方という順に見ていきましょう。

費用の見通しにも触れますが、金額の内訳までは立ち入りません。

負担額を細かく知りたい場合は、該当する記事へご案内します。

初診で行うこと

問診では、いつから痛むのか、どのような靴を履いているのか、過去に同じ症状があったのかを伺います。

きっかけが分かると、再発を防ぐ手立ても立てやすくなるでしょう。

続いて爪と周囲の皮膚を見て、炎症の程度、肉芽の有無、感染の広がりを確かめます。

爪白癬など別の病気が隠れていないかを調べる場合もあります。

持ち物としてご用意いただきたいのは、健康保険証、服用中のお薬が分かるもの、そして普段履いている靴です。

靴の内側の当たり方から、原因の見当がつくこともあります。

WEB予約とWEB問診をお使いいただけば、症状を事前にお伝えできます。

当日の受付や診察もスムーズになりやすいでしょう。

保険が使える治療と使えない治療

炎症や食い込みに対する処置、爪の一部を取り除く処置、爪の幅を狭める手術は、症状と処置の内容に応じて保険診療として行われます。

医師が診察のうえで判断する部分です。

巻き爪であれば一律に保険が使えるというわけではありません。

どの処置を行うかによって扱いが変わるため、受診時に確かめておくと安心です。

一方で、ワイヤーやプレートを使って爪の形を整える矯正は、公的医療保険の対象になりません。

マルホ株式会社の情報サイトによると、いずれの方法も保険の外で行われています。

費用は全額自己負担で、ワイヤー法は初回で5,000〜12,000円程度、2回目以降は2,000〜4,000円程度とされています。

プレート法の初回は5,000〜10,000円程度です。

矯正は1〜3か月ごとの通院を3〜6か月続ける形が多く、総額では保険診療の手術より高くなる場合もあります。

これは一般的な相場であり、当院の料金ではありません。

保険の扱いによる治療の整理

治療の種類 内容 保険の扱い
薬による治療 炎症や感染を抑える塗り薬、飲み薬を使う 症状に応じて保険診療として行われる
テーピング・ガター法 爪と皮膚の間にクッションを作り、食い込みによる痛みを和らげる 症状に応じて保険診療として行われる
爪を取り除く処置 食い込んでいる部分の爪を取り除く 症状に応じて保険診療として行われる
爪の幅を狭める手術 食い込む側の爪と爪母を処置し、生える幅を狭める 症状の条件を満たせば保険診療として行われる
器具による矯正 ワイヤーやプレートで爪の形を整える 対応する点数の項目がなく、全額自己負担。ワイヤー法は初回5,000〜12,000円程度

※保険の適用は、症状と行う処置の内容にもとづいて医療機関が判断します。矯正の金額は一般的な相場ですので、実際の費用は受診する医療機関でご確認ください。当院では器具による矯正は行っていません。

手術になる場合の進み方

手術は局所麻酔で行われ、入院を必要としない場合が多くなっています。

進め方は施設によって違いますので、日程や術後の通院については受診時にお尋ねください。

手術の名前としては、食い込んでいる部分の爪を部分的に切除する楔状切除(部分抜爪)と、爪を作る組織に薬剤を作用させて生える幅を狭めるフェノール法があります。

日本創傷外科学会の解説でも、陥入爪に対してフェノール法が用いられると説明されています。

どの方法を選ぶかは、上でご案内した池袋での受け方の記事で詳しくまとめました。

費用について気にされる方が多いのは、麻酔代の扱いです。

局所麻酔で行う手術では、麻酔の費用は手術の費用に含まれており、麻酔代が別途上乗せされることはありません。

根拠は医科診療報酬点数表にあります。

第11部 麻酔の通則をご覧ください。

麻酔が前処置と局所麻酔のみによって行われる場合、麻酔の手技料は手術料に含まれ算定できないと示されています。

ただし、麻酔に使用した薬剤の費用は別に計算されます。

手術料だけで窓口負担が決まるわけではない点は、押さえておいてください。

術後は、傷の保護の仕方、靴の選び方、歩き方について説明を受けます。

症状を繰り返さないためには、爪の切り方と靴の見直しが要点になるでしょう。

保険診療で受けた場合の費用の目安

医科診療報酬点数表の点数から、三割負担の場合の計算上の目安を出しておきます。

金額の感覚をつかむための数字としてご覧ください。

下の表に載せているのは処置料と手術料だけです。

実際の窓口負担には、初診料や薬剤の費用が別に加わります。

三割負担の場合の計算上の目安

処置・手術 診療報酬点数 三割負担の場合の計算上の目安
爪甲除去(麻酔を要しないもの) 80点 240円
陥入爪手術(簡単なもの) 1,400点 4,200円
陥入爪手術(爪床爪母の形成を伴う複雑なもの) 2,490点 7,470円

※出典はしろぼんねっと 医科診療報酬点数表 K091 陥入爪手術です。処置料と手術料のみの計算例で、負担割合は加入する制度と年齢によって変わります。

内訳と適用の条件は巻き爪手術の費用と保険適用をご覧ください。

医療機関と巻き爪サロン・自己処置の違い

受診をためらっているとき、代わりの手段として巻き爪サロンや自分での手当てが頭に浮かぶかもしれません。

この章では、それぞれができることとできないことを並べておきます。

不安をあおるつもりはありません。

医療機関でなければ対応できない状態がどこからなのか、判断の基準だけをお伝えします。

巻き爪サロンでできること、できないこと

巻き爪サロンでは、爪の手入れや器具を使った形の調整を行っています。

ただし病気の診断と薬の処方は、医療機関でなければ受けられません。

炎症や感染がある状態では、原因を確かめないまま形だけを整えても解決しにくいものです。

爪の形が戻っても、食い込みの原因が残っていれば痛みが続く場合があります。

爪白癬のように別の病気が隠れているときは、見分けるために医師の診察が要ります。

厚く変色した爪を形だけ整えても、原因そのものは変わりません。

痛み・腫れ・化膿がある段階では、医療機関を先に選んでください。

状態が落ち着いてから、その後のケアをどうするか考える順序が安全です。

自分で処置しないほうがよい理由

食い込んだ爪を自分で切り込むと、残った角がさらに皮膚を刺激します。

症状が長引く原因になりやすいため、深く切り込むのは避けてください。

消毒だけを続けても、爪の形が変わらなければ同じ状態を繰り返すことがあります。

表面の炎症が引いても、食い込みそのものは残っているからです。

糖尿病や血流の病気がある方は、とくに注意が必要です。

小さな傷が治りにくく、重い状態へ進むことがあるため、自分で処置せず医療機関へご相談ください。

巻き爪への対応ができる範囲

対応する場所 できること できないこと
医療機関 診断、薬の処方、処置、手術、保険診療での対応 -
巻き爪サロン 爪の手入れ、器具を使った形の調整 病気の診断、薬の処方、炎症や感染への治療
自分での対処 靴の見直し、爪を切りすぎない管理 食い込みや炎症の根本的な解決

※判断に迷うときは、医療機関で状態を確かめてから、その後のケアを選ぶ順序をおすすめします。

池袋で巻き爪の受診先を選ぶときの確認点

勤務先や学校が池袋にある方に向けて、受診先を絞り込むときの見方をまとめます。

施設名を並べるのではなく、ご自身で判断できる基準をお伝えする形にしました。

確かめるのは3点です。

保険診療で巻き爪に対応しているか、処置から手術まで同じ施設で続けられるか、そして誰が診察と施術を担当するかという点になります。

保険診療で巻き爪に対応しているか

まず診療案内を開き、巻き爪や陥入爪が保険診療の項目に載っているかをご覧ください。

メニューの一覧に名前があれば、処置を受けられる見込みが立ちます。

保険を使わない治療だけを扱う施設では、保険診療での処置を受けられません。

矯正のみを行っている施設では、手術の相談まで進めないこともあります。

判断がつかないときは、予約の前に電話で尋ねてみてください。

症状を伝えたうえで保険診療での対応が可能かを確かめておけば、受診してから対応できないと分かる事態を避けられます。

当院では、爪甲切除(食い込んだ爪を切除する処置)、フェノール法、テーピングとガター法の3つを保険診療で行っています。

詳しくは巻き爪の保険診療メニューをご覧ください。

処置から手術まで同じ施設で続けられるか

薬と処置で経過を見たあとに、手術が必要になる場合があります。

途中で紹介先を探さずに済む体制かどうかは、通院先を決めるうえで見ておきたいところです。

初診から術後の経過確認までを同じ医師が担当する形であれば、状態の変化を踏まえた判断がしやすくなります。

前回との違いを一から説明し直す必要もありません。

通いやすさも治療を続けるうえで効いてきます。

通勤や通学の経路上にあるかどうかを、判断材料に加えてみてください。

形成外科専門医が診察と施術を担当するか

形成外科専門医は、日本形成外科学会の認定を受けた医師です。

医療機関の診療案内に書かれていることが多いので、受診前に確かめられるはずです。

爪は生え替わるまでに時間がかかるため、処置のあとも経過を追う必要があります。

だからこそ、誰が診察し、誰が施術するのかを確かめておきたいところです。

当院は池袋駅東口から徒歩1分に位置し、形成外科専門医が診察から施術までを担当しています。

保険診療での巻き爪の治療に対応しており、WEB予約とWEB問診もご利用いただけます。

巻き爪の受診先に関するよくある質問

ここまでで触れきれなかった疑問を、受診の前後で迷いやすい順に並べました。

いずれも一般的な考え方ですので、個別の判断は診察にゆだねてください。

巻き爪を放置するとどうなりますか?

爪が皮膚に食い込んだまま時間が経つと、赤みや腫れが強まり、細菌が入って化膿することがあります。

刺激が続くと肉芽ができ、歩くだけで痛む状態にもつながりかねません。

歩くたびに痛みが出ると、靴を履くことや外出そのものがつらくなってきます。

保存的な治療で改善しない場合は手術を検討する流れになるため、早い段階で医療機関を受診してください。

皮膚科に通っていますが痛みが引きません。ほかの科へ移ってもよいですか?

差し支えありません。

炎症を抑える薬で痛みが和らがない場合、爪の形そのものが原因として残っていることがあります。

爪の変形や食い込みを手術で整える治療は形成外科が扱う領域にあたるため、経過が長引くなら相談先を変えることも選択肢の一つになります。

これまでの治療内容と使った薬を伝えると、次の医師が状態を把握しやすくなるはずです。

受診したその日に治療を受けられますか?

対応できるかどうかは症状によって変わります。

炎症が強く痛みが激しい場合、初診の日に食い込んでいる部分を取り除いたり、感染を抑える薬を出したりする対応が行われることもあります。

手術を行うかどうかは、爪と皮膚の状態を確かめてから判断するのが一般的です。

後日あらためて日程を組む場合もあるため、予約時に症状を伝えておくと当日の受付や診察がスムーズになります。

子どもの巻き爪も大人と同じ科でよいですか?

痛みや腫れがあるなら皮膚科か形成外科が相談先になる点は、大人と同じです。

子どもの場合は成長に伴って爪の生え方が変わることもあり、深爪や靴による圧迫が原因となっている場合もあります。

処置の負担をどこまでかけるかは年齢と状態によって判断が分かれる部分です。

まずは診察を受けて、治療の進め方と生活での注意点を確かめてください。

手術のときに麻酔の費用は別にかかりますか?

局所麻酔のみで行う手術では、麻酔の手技料は手術料に含まれるため、麻酔代だけが別に加算されることはありません。

ただし、使用した薬剤の費用は手術料とは別に計算されます。

窓口で支払う金額は、手術料に初診料や薬剤の費用などを足したものになります。

保険が使えるかどうかは症状と行う処置によって変わりますので、負担額の見通しは受診時にお尋ねください。

巻き爪サロンに通っていますが、医療機関にも行くべきですか?

痛みや腫れがあり、膿が出ているなら医療機関へ相談してください。

巻き爪サロンで行う爪の手入れは、病気の診断や薬の処方を伴うものではありません。

爪白癬など別の病気が隠れている場合も、医師の診察を受けなければ見分けが難しくなります。

まずは医療機関で状態を確認し、そのうえでその後のケアを選ぶ順序が安全です。

まとめ|巻き爪の受診先は症状と対応範囲で決まる

巻き爪と陥入爪は皮膚科でも形成外科でも扱います。

科名の二者択一ではなく、その医療機関が処置や手術にどこまで対応しているかで選んでください。

痛み・腫れ・化膿が出ている段階なら、処置まで行っている皮膚科か形成外科を早めに受診しましょう。

爪の形そのものを整える手術まで視野に入れるなら、形成外科を候補にしてください。

足の変形や歩き方に問題がある場合は、整形外科も選択肢に入ります。

糖尿病で内科に通院中なら、足の異変を最初に伝える窓口として使えます。

診療科の表示と専門医資格は別のものです。

巻き爪の治療を保険診療で扱っているか、手術まで対応しているかを、診療案内で確かめてから予約を取ってください。

炎症や食い込みへの処置は症状に応じて保険診療として行われ、器具による矯正は全額自己負担になります。

どちらを選ぶかは、状態を診てもらってから決める形です。

受診をためらっている間にも、炎症や食い込みは進むことがあります。

痛みが出ている段階なら、早めに相談するほど選べる手立ては残るものです。

池袋で巻き爪の受診先をお探しの方は、まず診察で爪と皮膚の状態を確かめ、治療の進め方が決まってから、必要な処置や手術の日程を決めていきましょう。

当院はWEB予約とWEB問診に対応しています。

お問い合わせはこちら

院長プロフィール
春日 航
経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任

資格

  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
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