産後のお腹のたるみが戻らないのはなぜ?皮膚のたるみと腹直筋離開の見分け方と対処法

出産から半年〜数年経っても、お腹だけ妊娠前の状態に戻らず悩む方は少なくありません。
産後のお腹が戻らない原因は脂肪だけではなく、妊娠で伸びた皮膚や腹直筋離開などが関係している場合があります。
原因によって適した対処法は異なり、筋トレやダイエットで改善しやすいケースがある一方、余った皮膚は自力で元の状態まで戻すことが難しい場合もあります。
この記事では、産後のお腹が戻らない原因や皮膚のたるみと腹直筋離開の見分け方、自宅でできるケア、医療機関で行う治療について解説します。
形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医が腹部の状態を診察し、皮膚のたるみや腹直筋離開の程度に応じた治療をご提案しています。
産後のお腹のたるみが長く続いている方は、お気軽にご相談ください。
産後のお腹のたるみが戻らない原因はひとつではない

産後のお腹が戻らない原因は、単に脂肪が残っているだけとは限りません。
妊娠や出産によって、皮膚や腹筋、腹壁、姿勢などにもさまざまな変化が起こります。
ここでは、産後のお腹のたるみが戻らない主な原因について解説します。
妊娠によって伸びた皮膚が余っている
妊娠中は胎児の成長に合わせて、お腹の皮膚が大きく引き伸ばされます。
出産後にお腹が小さくなっても、伸びた皮膚が十分に縮まず、下腹部に余る場合があります。
皮膚にシワができたり、座ったときに折れ重なったりするのは、「産後にお腹の皮が余る」と感じる原因のひとつです。
皮膚のたるみの程度は、複数回の妊娠や多胎妊娠、妊娠中のお腹の大きさなどによっても異なります。
妊娠中についた皮下脂肪が残っている
妊娠中の体重増加に伴い、腹部にも皮下脂肪がつきます。
出産後も脂肪が残っていると、お腹全体がふっくらして見えることがあります。
皮膚のたるみと脂肪が同時にみられる場合もあり、どちらが主な原因かによって適した対処法は異なります。
腹直筋離開によってお腹が前に出ている
妊娠によって左右の腹直筋の間にある「白線」が引き伸ばされ、腹直筋の間隔が広がることがあります。
この状態を腹直筋離開といいます。
体重や脂肪が減っていてもお腹がぽっこり前に出たり、腹筋に力が入りにくかったり、起き上がるとお腹の中央が盛り上がったりすることがあります。
腹直筋離開のセルフチェックや治し方については、「腹直筋離開の治し方|自力で治せる?筋トレで戻らない理由と手術という選択肢を形成外科専門医が解説」で詳しく解説しています。
骨盤のゆるみや姿勢の変化も影響する場合がある
妊娠中はリラキシンなどのホルモンの影響で、骨盤周囲の靭帯がゆるみやすくなります。
また、お腹が大きくなることで反り腰になったり、肋骨が広がった姿勢になったりすることもあります。
これらが産後のお腹のたるみの直接的な主因とは限りませんが、姿勢や体型の見え方に影響する場合があります。
産後も姿勢の変化が残っている場合は、腹部だけでなく身体全体の使い方を見直すことも大切です。
産後すぐは子宮がまだ元の大きさに戻っていない
出産直後にお腹がすぐ平らにならないのは、自然な身体の変化です。
妊娠によって大きくなった子宮は、出産後に時間をかけて妊娠前の大きさへ戻っていきます。
そのため、産後早期のお腹の膨らみと、半年〜数年経っても残る皮膚のたるみは分けて考える必要があります。
産後のお腹はいつ戻る?半年〜1年程度かけて変化する

産後のお腹は、出産直後にすぐ妊娠前の状態へ戻るわけではありません。
子宮や筋肉、皮膚などがそれぞれ時間をかけて変化するため、体型が落ち着くまでには個人差があります。
ここでは、産後のお腹が戻るまでの目安を解説します。
子宮は産後6〜8週間ほどかけて元の大きさへ戻る
出産後は子宮が徐々に収縮し、6〜8週間ほどかけて妊娠前の大きさに近づいていきます。
そのため、産後1〜2か月程度は子宮の大きさによってお腹が出て見えることもあります。
この時期にお腹が戻っていなくても、すぐに異常というわけではありません。
産後半年〜1年程度は体型が変化する可能性がある
産後は子宮だけでなく、筋力や体重、皮膚の状態なども少しずつ変化します。
産後半年〜1年程度までは、お腹の見た目が徐々に変わる場合もあります。
回復には個人差があるため、無理なダイエットや強い運動で急いで妊娠前の体型へ戻そうとしないことも大切です。
帝王切開の場合は傷跡の上に皮膚がかぶさりやすい
帝王切開後は、下腹部の傷跡周辺に皮膚や脂肪が重なり、段差のように見えることがあります。
傷跡の硬さや皮膚の余りが影響し、体重が戻っても下腹部のたるみが目立つ場合があります。
また、帝王切開後は創部の回復も必要なため、運動の再開時期については医師に確認しましょう。
余った皮膚が大きい場合は、タミータックで皮膚を切除する際に、帝王切開の傷跡の位置を考慮して切開線を計画できる場合もあります。
産後1年以上経っても皮膚が大きく余っている場合は残ることがある
時間の経過とともに皮膚のたるみが目立ちにくくなる場合もありますが、大きく伸びた皮膚が妊娠前の状態まで完全に縮まないケースもあります。
産後1年以上、あるいは数年経っても下腹部の皮膚が大きく余っている場合は、単に回復が遅れているだけではなく、余剰皮膚として残っている可能性があります。
皮膚のたるみ・脂肪・腹直筋離開の見分け方

産後のお腹が戻らないときは、まず何が原因になっているのかを確認することが大切です。
皮膚のたるみ、皮下脂肪、腹直筋離開では、見た目や触ったときの特徴が異なります。
ただし、複数の原因が重なっている場合もあるため、セルフチェックはあくまで目安として考えましょう。
皮膚のたるみ|薄い皮が余ってシワや折れ目ができる
皮膚のたるみが強い場合は、下腹部をつまんだときに薄い皮膚が大きく余っているのが特徴です。
立っていると皮膚が垂れたり、座ったときに下腹部が折れ重なったりすることがあります。
妊娠線とともにシワが目立つ場合や、体重を落としても皮膚の余りが残る場合は、余剰皮膚の影響が大きい可能性があります。
皮下脂肪|お腹全体に厚みがあり柔らかくつまめる
皮下脂肪が多い場合は、皮膚だけでなく厚みのある柔らかい組織をつまめます。
お腹全体がふっくらしており、体重が増えるとお腹も大きくなりやすいのが特徴です。
減量によってお腹のボリュームが減る場合は、皮下脂肪の影響が大きいと考えられます。
腹直筋離開|脂肪が少なくてもお腹が前に出る
腹直筋離開では、体重が妊娠前まで戻っていても、お腹だけがぽっこり前に出て見えることがあります。
仰向けから起き上がったときに腹部の中央が縦に盛り上がる、おへその周辺で左右の腹直筋の間にすき間を感じる、腹筋に力を入れにくいといった特徴がみられる場合があります。
ただし、正確な診断には医療機関での評価が必要です。
皮膚のたるみと腹直筋離開が両方ある場合も多い
産後のお腹は、ひとつの原因だけで変化しているとは限りません。
皮膚の余りと腹直筋離開、皮下脂肪と腹直筋離開などが重なっている場合や、3つすべてが関係しているケースもあります。
原因によって適した対処法や治療方法が異なるため、見た目だけで自己判断せず、気になる場合は医療機関で相談しましょう。
| 原因 | 見た目 | 触ったときの特徴 | 体重との関係 | 適した対処 |
|---|---|---|---|---|
| 皮膚のたるみ | 下腹部の皮膚が垂れる、シワや折れ目が目立つ | 薄い皮膚が大きく余ってつまめる | 体重を減らしても皮膚の余りが残ることがある | 経過観察、保湿などのケア。余剰皮膚が大きい場合はタミータックを検討 |
| 皮下脂肪 | お腹全体がふっくらして見える | 厚みのある柔らかい脂肪をつまめる | 体重の増減に伴ってお腹のボリュームも変わりやすい | 食事や運動による減量。必要に応じて脂肪吸引などを検討 |
| 腹直筋離開 | 体重が戻っていてもお腹がぽっこり前に出る | おへそ周辺で左右の腹直筋の間にすき間を感じることがある | 体重を減らしてもお腹の突出が残る場合がある | 体幹トレーニングや運動療法。改善しにくい場合は筋膜縫縮などの手術を検討 |
※実際には、皮膚のたるみ・皮下脂肪・腹直筋離開が複数重なっている場合があります。
※セルフチェックだけでは正確に判断できないため、気になる場合は医療機関へ相談しましょう。
産後に余ったお腹の皮は自力で戻せる?
産後にお腹の皮が余っていると、筋トレやダイエットで元に戻せるのか気になる方も多いでしょう。
軽度のたるみであれば、時間の経過とともに目立ちにくくなる場合があります。
ただし、妊娠で大きく伸びて余った皮膚を、自力で完全になくすことは難しい場合があります。
時間の経過で皮膚が引き締まる場合はある
産後すぐは皮膚が緩んでいても、身体の回復とともに少しずつ引き締まる場合があります。
ただし、皮膚の弾力や妊娠中にどの程度伸びたかによって、戻り方には個人差があります。
産後早期はすぐに判断せず、まずは身体の回復を待つことも大切です。
筋トレでは余った皮膚そのものをなくすことはできない
筋トレは腹筋を鍛えたり、体幹を整えたりする方法です。
筋肉が引き締まることでお腹の見た目が改善することはありますが、余った皮膚そのものを取り除くことはできません。
そのため、皮膚の余りが大きい場合は、筋トレを続けてもたるみが残ることがあります。
ダイエットでさらに皮が余って見える場合もある
皮下脂肪が多い場合は、減量によってお腹のボリュームを減らせます。
一方で、皮膚が大きく伸びている場合は、脂肪が減ることで余った皮膚がかえって目立つこともあります。
そのため、「痩せれば必ず産前のお腹に戻る」とは限りません。
産後のお腹を戻すために自分でできること

産後のお腹の状態によっては、食事や運動、日常生活を見直すことで改善が期待できます。
ただし、産後の回復には個人差があるため、無理に運動を始めるのは避けましょう。
セルフケアで改善しやすい部分と、皮膚の余りなど自力では改善しにくい部分を理解して取り組むことが大切です。
食事を見直して適正体重を目指す
皮下脂肪が多い場合は、食事を見直しながら適正体重を目指しましょう。
極端な食事制限は避け、特に授乳中は必要な栄養をしっかり摂ることが大切です。
身体の回復後は、ウォーキングなど無理のない有酸素運動を取り入れる方法もあります。
産後の状態に合わせて体幹を鍛える
産後の運動は、1か月健診などで身体の回復に問題がないことを確認してから、少しずつ始めましょう。
腹横筋や骨盤底筋など、体幹を支える筋肉を意識した運動が取り入れられます。
代表的な方法のひとつが「ドローイン」です。
仰向けで膝を曲げ、息をゆっくり吐きながらおへそを背中へ近づけるイメージでお腹を引き込みます。
数秒保ってから力を抜き、5〜10回程度を目安に繰り返します。
また、「骨盤底筋ブレス」では、息を吐きながら尿を途中で止めるようなイメージで骨盤底筋を締め、息を吸いながら緩めます。
こちらも5〜10回程度から、無理のない範囲で行いましょう。
腹直筋離開が疑われる場合は、自己流で高負荷の腹筋運動を行わないことが大切です。
腹直筋離開は腰痛や姿勢の崩れ、尿もれなどを伴う場合もあるため、気になる症状がある場合は医師や理学療法士へ相談しましょう。
保湿などで皮膚の乾燥を防ぐ
保湿は、乾燥や肌荒れを防ぎ、皮膚を健康な状態に保つために役立ちます。
入浴や十分な睡眠など、日常生活を整えることも肌の健康を保つうえで大切です。
ただし、保湿剤やクリームを塗るだけで、大きく伸びて余った皮膚を元の状態へ戻すことはできません。
産後ガードルや骨盤ベルトだけで皮膚のたるみは戻らない
産後ガードルや骨盤ベルトは、腹部や骨盤まわりを支えたり、姿勢を補助したりする目的で使用されます。
ただし、装着するだけで伸びた皮膚や腹直筋離開そのものが元に戻るわけではありません。
身体を支える補助として使用しながら、食事や運動などもあわせて見直していきましょう。
産後のお腹が戻らないときは原因に合った方法を選ぶ
セルフケアを続けても産後のお腹が戻らない場合は、原因に合わせて医療的な治療を検討する方法もあります。
皮下脂肪、余った皮膚、腹直筋離開では、適した治療方法が異なります。
一般的には、軽度のたるみに対してHIFUなどの切らない治療が選択肢になる場合もありますが、大きく余った皮膚を取り除くことはできないため、改善できる範囲には限界があります。
皮下脂肪が主体なら減量や脂肪吸引を検討する
皮下脂肪が主な原因で、皮膚の弾力が保たれている場合は、まず食事や運動による減量を検討します。
一般的には、医療的に皮下脂肪を減らす方法として脂肪吸引が選択肢になることもあります。
ただし、脂肪吸引は皮下脂肪を減らす施術であり、大きく余った皮膚を切除したり、腹直筋離開を修復したりするものではありません。
腹直筋離開がある場合は状態に合わせて治療する
腹直筋離開が軽度の場合は、体幹トレーニングなどの運動療法によって改善を目指すことがあります。
一方、離開が大きい場合や自力で十分に改善しない場合は、左右に離れた腹直筋の筋膜を中央へ縫い寄せる腹直筋筋膜縫縮が選択肢です。
形成外科と美容外科のクリニック池袋では、タミータックを行う際に、必要に応じて腹直筋筋膜の縫縮を行っています。
腹直筋離開のセルフチェックや筋トレ、手術について詳しく知りたい方は、「腹直筋離開の治し方」もご覧ください。
皮膚が大きく余っている場合はタミータックが選択肢
タミータックは、産後などに余った腹部の皮膚や皮下脂肪を切除し、お腹のラインを整える手術です。
筋トレやダイエットでは改善しにくい大きな余剰皮膚を直接取り除けます。
また、腹直筋離開がある場合は、必要に応じて腹直筋筋膜の縫縮も行えます。
形成外科と美容外科のクリニック池袋で対応しているのは、タミータックと、必要に応じた腹直筋筋膜の縫縮です。
主な治療方法の違いは以下のとおりです。
| 治療方法 | 主な対象 | できること | ダウンタイム | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 脂肪吸引 | 皮下脂肪 | 皮下脂肪を減らし、お腹のボリュームを整える | 腫れ・内出血などが数週間程度続く場合がある | 吸引範囲や施術内容によって異なる |
| 腹直筋筋膜縫縮 | 腹直筋離開 | 開いた腹直筋の筋膜を中央へ縫い寄せ、腹壁を整える | 切開を伴うため一定期間の安静が必要 | 当院ではタミータック時に必要に応じて実施 |
| タミータック | 余剰皮膚・皮下脂肪・腹直筋離開 | 余った皮膚や脂肪を切除し、必要に応じて腹直筋筋膜も縫縮する | 腫れや痛みなどがあり、回復まで数週間〜数か月かかる | 臍移動なし990,000円/臍移動あり1,200,000円 |
※料金は税込です。
※実際の適応や施術方法は、皮膚・脂肪・腹直筋の状態を診察したうえで判断します。
産後のお腹が戻らない場合は、「痩せればよい」「筋トレをすればよい」と一律に考えるのではなく、何が原因になっているのかを確認して治療方法を選ぶことが大切です。
産後のお腹の皮が余る場合はタミータックで改善できる?
産後から数年経っても下腹部の皮膚が大きく余っている場合は、タミータックが選択肢になることがあります。
タミータックは、ダイエットや筋トレとは異なり、余った皮膚そのものを切除してお腹のラインを整える手術です。
ここでは、タミータックの特徴や注意点について解説します。
余った皮膚と皮下脂肪を切除してお腹を整える
タミータックは腹壁形成術とも呼ばれ、下腹部を切開して余った皮膚や皮下脂肪を切除する手術です。
筋トレや脂肪吸引では取り除けない余剰皮膚に直接アプローチできる点が特徴です。
切除する範囲は皮膚の余り方によって異なります。
また、へそより下の皮膚を切除する場合は、その範囲にある妊娠線も一緒に取り除けることがあります。
帝王切開の傷跡がある場合は、傷跡の位置を考慮して切開線を計画し、既存の傷跡を切除できる場合もあります。
腹直筋離開がある場合は筋膜縫縮を行うこともある
腹直筋離開がある場合は、必要に応じて左右に離れた腹直筋の筋膜を中央へ縫い寄せます。
皮膚のたるみだけでなく、腹壁の緩みにも同時にアプローチできる点が特徴です。
ただし、すべての方に筋膜縫縮が必要なわけではなく、腹直筋離開の程度や腹部の状態を診察したうえで判断します。
タミータックは傷跡やダウンタイムも考慮して検討する
タミータックは皮膚を切除するため、下腹部に横方向の傷跡が残ります。
また、術後は腫れや痛みなどがみられ、日常生活へ戻るまで一定のダウンタイムが必要です。
メリットだけでなく、傷跡や身体への負担、リスクも理解したうえで検討しましょう。
ダウンタイムについては「タミータックのダウンタイムはいつまで?腫れ・痛みの経過と仕事復帰の目安」で詳しく解説しています。
傷跡の位置や経過については「タミータックの傷跡は残る?目立たなくなる経過ときれいに治すコツを解説」もご覧ください。
タミータックの費用も事前に確認する
タミータックは、原則として自由診療です。
施術方法や臍移動の有無などによって費用が異なるため、事前に総額を確認しておきましょう。
麻酔代や術後の診察料など、料金に何が含まれているかも確認しておくことが大切です。
タミータックの費用相場や料金の内訳については、「タミータックの費用相場はいくら?料金の内訳と安く抑えるポイントを解説」で詳しく紹介しています。
産後のお腹のたるみで医療機関へ相談する目安

産後のお腹は時間の経過とともに変化するため、出産後すぐに美容医療が必要になるわけではありません。
一方で、産後から長期間経ってもたるみやぽっこり感が残っている場合は、医療機関へ相談する方法があります。
症状によっては、美容目的ではなく別の診療が必要になることもあります。
産後半年〜1年以上経っても大きなたるみが残っている
産後の身体がある程度落ち着いても皮膚の余りが目立つ場合や、体重が戻っているのに下腹部だけたるんでいる場合は、余剰皮膚が関係している可能性があります。
ダイエットや運動を続けても見た目がほとんど変わらない場合は、皮膚や腹直筋の状態について医師へ相談してみましょう。
体重は戻ったのにお腹だけぽっこりしている
体重や脂肪量が戻っているのにお腹だけ前に出ている場合は、腹直筋離開が関係している可能性があります。
腹直筋離開の程度を自分だけで正確に判断することは難しいため、気になる場合は医療機関で評価を受けるとよいでしょう。
痛みや一部分だけの強い膨らみがある場合は医療機関を受診する
腹直筋離開と、腹壁ヘルニアや臍ヘルニアは異なる状態です。
痛みを伴う場合や、お腹の一部分だけが強く膨らんでいる場合は、美容上のたるみと自己判断しないことが大切です。
このような症状がある場合は、外科など適切な診療科を受診しましょう。
形成外科と美容外科のクリニック池袋では産後のお腹のたるみに対するタミータックに対応
形成外科と美容外科のクリニック池袋では、出産後に残ったお腹の皮膚のたるみや余剰皮膚について相談できます。
形成外科専門医が皮膚や脂肪、腹直筋などの状態を確認し、一人ひとりのお腹に合わせて施術方法を判断します。
当院では、余剰皮膚の程度に合わせたタミータックに対応しています。
形成外科専門医がお腹のたるみの原因を確認する
当院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医がお腹の状態を診察します。
皮膚がどの程度余っているか、皮下脂肪の量、腹直筋離開の有無や程度、おへその位置、帝王切開の傷跡などを確認します。
そのうえで、タミータックが適しているか、臍移動や腹直筋筋膜の縫縮が必要かを判断します。
余剰皮膚を切除し必要に応じて腹直筋の筋膜を縫縮する
タミータックでは、余った腹部の皮膚や皮下脂肪を切除して、お腹のラインを整えます。
腹直筋離開を伴う場合は、必要に応じて左右の腹直筋の筋膜を中央へ縫い寄せる「コルセット縫合」も行います。
皮膚の余り方やおへその位置などに応じて、臍移動なし・臍移動ありの方法を検討します。
詳しい施術方法については、タミータックの「施術ページ」をご覧ください。
形成外科と美容外科のクリニック池袋のタミータックの費用
当院のタミータックの料金は以下のとおりです。
| 施術内容 | モデル価格 | 通常価格 |
|---|---|---|
| 臍移動なし | 841,500円 | 990,000円 |
| 臍移動あり | 1,020,000円 | 1,200,000円 |
※料金は税込です。
※麻酔代を含みます。
※モデル価格には適用条件があります。
タミータックの症例写真
当院で実際に、出産後のお腹のたるみに対してタミータックを行った症例をご紹介します。
下腹部を中心に皮膚が余り、おへそ周辺にもシワやたるみがみられます。
![]() 術前 |
![]() 術後1か月 |
余った皮膚や皮下脂肪を切除し、臍移動を伴うタミータックを行いました。
術後1か月では、下腹部の余剰皮膚が減り、お腹全体がすっきりした状態になっています。
下腹部の傷跡にはまだ赤みがみられますが、一般的に傷跡は時間の経過とともに徐々に落ち着いていきます。
施術名:タミータック(臍移動あり)
施術料金:1,200,000円(モデル価格1,020,000円)
治療回数:1回
診療区分:自由診療(保険適用外)
主なリスク・副作用:出血、疼痛、感染、創離開、血腫、漿液腫など
※効果や仕上がり、傷跡の経過には個人差があります。
タミータックの症例は「症例ページ」でもご覧いただけます。
また、タミータックは切開を伴うため、傷跡やダウンタイムについても事前に確認しておくことが大切です。
産後のお腹のたるみについてよくある質問
産後のお腹については、いつまで待てば戻るのか、自力で改善できるのかなど、さまざまな疑問があります。
ここでは、産後のお腹のたるみについてよくある質問に回答します。
産後のお腹は何ヶ月で元に戻りますか?
子宮は、産後6〜8週間ほどかけて妊娠前の大きさに近づいていきます。
ただし、筋力や体重、皮膚などを含めた体型の変化にはさらに時間がかかり、半年〜1年程度かけて変化する場合もあります。
回復には個人差があり、産後1年以上経っても余剰皮膚や腹直筋離開が残ることもあります。
産後に余ったお腹の皮は筋トレでなくなりますか?
筋トレによって腹筋や体幹を鍛えると、お腹が引き締まって見える場合があります。
ただし、大きく伸びて余った皮膚そのものを筋トレで取り除くことはできません。
皮膚の余りが大きい場合は、タミータックなど医療的な治療を検討することもあります。
体重は戻ったのにお腹だけ戻らないのはなぜですか?
体重が妊娠前まで戻っていても、伸びた皮膚や腹直筋離開によってお腹がぽっこりして見えることがあります。
産後のお腹の形は脂肪だけで決まるものではありません。
皮膚、皮下脂肪、腹直筋の状態をそれぞれ確認することが大切です。
産後ガードルや骨盤矯正でお腹のたるみは戻りますか?
産後ガードルや骨盤ベルトは、産後の腹部や骨盤まわりを支えるために使用されるものです。
また、骨盤矯正によって姿勢や身体の使い方が整う場合もあります。
ただし、大きく伸びた皮膚や腹直筋離開そのものを元の状態に戻せるとは限りません。
帝王切開後でもタミータックは受けられますか?
帝王切開後でも、お腹の状態によってはタミータックを検討できます。
帝王切開の傷跡や皮膚の余り、腹直筋離開の有無などを確認したうえで、切開する位置や施術方法を判断します。
既存の帝王切開の傷跡を切除できる場合もあります。
授乳中でも産後のお腹について相談できますか?
授乳中でも、産後のお腹のたるみや腹直筋離開について相談することはできます。
ただし、タミータックなどの手術を受ける時期については、授乳状況や産後の身体の回復、体重の変化などを確認して判断します。
具体的な手術時期は医師へ相談しましょう。
産後何年経っていてもタミータックは受けられますか?
産後から数年経っていても、余剰皮膚が残っている場合はタミータックを検討できます。
施術の適応は、皮膚のたるみや腹直筋離開の程度、全身状態などを確認したうえで判断します。
今後妊娠を予定している場合は、再び皮膚や腹壁が伸びる可能性があるため、手術時期について医師と相談しましょう。
まとめ|産後のお腹が戻らない場合は皮膚・脂肪・腹直筋の状態を確認しよう
産後のお腹が戻らない原因には、皮膚のたるみや皮下脂肪、腹直筋離開などがあります。
出産後は時間をかけて体型が変化しますが、産後半年〜数年経っても皮膚が大きく余っている場合や、体重が戻っているのにお腹だけぽっこりしている場合は、自力で十分に改善しにくいこともあります。
原因によって適した対処法は異なり、余剰皮膚が大きい場合はタミータック、腹直筋離開がある場合は必要に応じて腹直筋筋膜の縫縮も選択肢です。
腹直筋離開が疑われる場合は、「腹直筋離開の治し方」でセルフチェックや治療方法について確認できます。
形成外科と美容外科のクリニック池袋では、形成外科専門医がお腹の皮膚・脂肪・腹直筋の状態を確認し、適した施術方法を提案しています。
産後のお腹のたるみが長期間戻らずお悩みの方は、一度ご相談ください。






