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眼瞼下垂手術と二重埋没法の違いとは?施術方法や特徴を詳しく解説

[2024.11.26]

眼瞼下垂とは、上まぶたが下がることで視界が狭くなり、見えにくくなる状態を指します。

「眼瞼下垂は二重埋没法で改善できる」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし実際には、眼瞼下垂を根本的に改善するためには、適切な医療的アプローチである眼瞼下垂手術が必要です。

この記事では、眼瞼下垂手術と二重埋没法の違いについて、詳しく解説します。

眼瞼下垂によるお悩みを解消し、視界の改善や目元の印象を変えたいとお考えの方は、ぜひ形成外科と美容外科のクリニック池袋までご相談ください。

 

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂は、上まぶたが下がり、まぶたが瞳を隠してしまう状態のことを指します。

眼瞼下垂は視界が狭くなるだけでなく、肩こりや頭痛、目の疲れといった不調を引き起こします。

原因として最も多いのは加齢による筋力低下ですが、遺伝的要因や外傷、手術後の影響、筋疾患なども挙げられます。

特に、まぶたを支える筋肉(眼瞼挙筋)が弱ると、機能的な改善が必要になることがあります。

眼瞼下垂は見た目の問題だけでなく生活の質にも影響を与えるため、早めに専門医に相談することが大切です。

眼瞼下垂手術と二重埋没法の違い

眼瞼下垂の治療には、一般的に眼瞼下垂手術が必要とされます。

一方で、「二重埋没法」を用いて眼瞼下垂を改善できるとの意見もあります。

これらの治療法には、それぞれ異なる効果があり、適応するケースも異なります。

以下では、「眼瞼下垂手術」と「二重埋没法」の違いについて詳しく解説します。

施術方法や治療の目的の違い

眼瞼下垂手術は、上まぶたが下がる「眼瞼下垂」の症状を改善するための治療です。

この施術では、眼瞼挙筋や挙筋腱膜と呼ばれるまぶたを引き上げる筋肉やその付着部が弛んでいる場合に、医療用の糸を使って適切な位置に固定します。

これにより、まぶたを持ち上げる機能を回復させ、目を自然に大きく開けることが可能になります。

この治療は、主に視界の改善や生活の質向上を目的とした医療的施術であり、眼瞼下垂によって引き起こされる機能的な問題を解消します。

<二重埋没法>
二重埋没法は、美容目的で行われる施術の一つで、まぶたの内側を医療用の糸で縫い、希望の二重ラインを形成する手術です。

二重埋没法の主な目的は、まぶたの形状を整え、目元を美しく見せることで、特に、左右非対称な二重を整えたい場合や、二重の幅を変えたい場合に有効です。

ただし、この施術はあくまで美容目的であり、眼瞼下垂のような機能的な問題には対応していません。

そのため、目が開きにくい、視界が狭いといった症状を改善することは期待できません。

保険適用の有無の違い

眼瞼下垂手術は、まぶたが下がることで日常生活に支障が出たり、視野が狭くなるといった機能的な問題がある場合、保険が適用されることがあります。

この治療は、美容目的だけでなく、視界の改善や生活の質向上を目的とする医療行為として認められているためです。

二重埋没法は、美容目的で二重まぶたを形成する施術であり、機能的な改善を目的とするものではありません。

そのため、健康保険の適用外となり、費用は全額自己負担となります。

効果の持続性の違い

眼瞼挙筋や挙筋腱膜を医療用の糸で固定することにより、まぶたの開きが改善され、安定した効果が長期間にわたって期待できます。

特に、視界が狭くなっている場合や目の開きにくさが日常生活に影響を与えているケースでは、視界の改善が持続し、生活の質が向上します。

二重埋没法は、美容目的で二重のラインを形成する施術で、その効果は個人差があるものの、3~10年程度持続する場合もあります。

しかし、施術後に糸が緩む、外れるなどの理由で、効果が早期に失われるケースもあります。

特に、まぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱い人や、まぶたが厚く脂肪が多い人、さらに目を擦る癖がある人では、糸にかかる負荷が増し、二重が取れやすくなる傾向があります。

このような場合、数年以内に二重のラインが薄れたり消失する可能性が高く、再施術が必要となることもあります。

眼瞼下垂手術がおすすめな人

眼瞼下垂手術は、以下のようなお悩みや希望を持つ方におすすめの治療法です。

眼瞼下垂による見た目のコンプレックスを解消したい人

まぶたが下がっていると、眠たそうに見えたり、年齢以上に老けて見えることがあります。

このような外見の悩みを抱えている方にとって、眼瞼下垂手術は目元の印象を大きく改善し、自信を取り戻す助けとなります。

手術後は明るくはっきりとした目元を実現できるため、美容面での満足感が得られるでしょう。

眼瞼下垂による身体的な症状を改善したい人

眼瞼下垂によって生じる身体的な症状は、手術によって根本的に改善することが可能です。

眼瞼下垂が進行すると、上まぶたの下垂が視野を狭めるだけでなく、それを補おうとする無意識の努力が原因で、額や眉の筋肉を過剰に使用するようになります。

その結果、頭痛や肩こりといった全身の不調を引き起こすことがあります。

これらの症状を解消するためには、眼瞼下垂手術が有効です。

この治療によって機能面の改善が期待でき、生活の質を大きく向上させることが可能です

長期的な効果を得たい人

眼瞼下垂手術は、一度行うことで長期間にわたり効果が持続するのが特徴です。

そのため、再治療が必要になる頻度が低く、安定した結果を得られます。

短期間の症状改善だけでなく、将来的にも目元の機能と外観を維持したいと考える方にとって、最適な治療法と言えます。

まとめ

二重埋没法は、美容目的で二重まぶたを形成する手術として効果的な方法ですが、眼瞼下垂の治療には適していません。

眼瞼下垂を改善するためには、眼瞼下垂手術が必要です。

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、眼瞼挙筋前転法を採用し、専門的な治療を行っています。

この手術法は、まぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋を調整することで、視界の改善や外見の向上を図るものです。

当院では、高度な技術と豊富な経験を持つ形成外科専門医が手術を担当し、安定した治療結果を提供しています。

確かな技術力に基づく施術により、安全かつ効果的な治療を受けることが可能です。

眼瞼下垂による見た目の変化や、視界不良、頭痛や肩こりといった身体的不調にお悩みの方は、ぜひお気軽に形成外科と美容外科のクリニック池袋までお問い合わせください。

院長プロフィール
春日 航 経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任
資格
  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
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