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眼瞼下垂の診療は眼科と形成外科どちらへ?医院の選び方など解説

[2024.11.30]

「まぶたが下がって視界が狭くなる」「見た目が気になる」

 

眼瞼下垂の症状がある方は、まず「どの診療科に行けばよいのか」と悩むことが多いのではないでしょうか。

 

この記事では、眼瞼下垂の治療において、眼科と形成外科それぞれの特徴と、状況に応じた適切な選び方をご説明します。

 

また、より良い治療結果を得るための医院選びのポイントもお伝えします。

 

形成外科と美容外科のクリニック池袋では、眼瞼下垂について形成外科医が治療をしております。疑問などありましたら、お気軽にご相談ください。

 

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂は、上まぶたが通常の位置より下がってしまう状態です。この症状により、目が開きづらくなり、視界が制限されることがあります。

 

発症する理由はさまざまで、生まれつきの場合もあれば、加齢や生活習慣が原因となることもあります。

 

たとえば、長年のコンタクトレンズ使用や、目をこする習慣が上まぶたを持ち上げる筋肉に負担をかけ、症状を引き起こすことがあるのです。

 

具体的な症状として、視野が狭くなるほか、目を開けようとするときに額の筋肉を使いすぎて疲れやすくなります。

 

また、視界を確保しようと顎を上げがちになり、頭痛や肩こりの原因となることもあるでしょう。

 

このように眼瞼下垂は日常生活に大きな影響を与えるため、症状に心当たりがある場合は、専門医への相談をおすすめします。

 

眼瞼下垂では眼科と形成外科どちらに受診すべきか

眼瞼下垂の治療は、眼科と形成外科のいずれでも受けられますが、症状や治療の目的によって最適な選択が変わってきます。

 

眼科では、視界の改善を主な目的として治療を行います。まぶたが下がることで視野が狭くなるなど、機能面での支障がある場合は、眼科での治療が保険適用となる可能性があるのです。

 

一方、形成外科では機能改善に加えて、見た目の改善にも重点を置いた治療が可能です。たとえば、視界の改善や眼精疲労の軽減が主な目的なら眼科、まぶたの形状など外見の改善も望む場合は形成外科を選ぶとよいでしょう。

 

治療に対する希望や症状の程度を考慮し、自分に合った診療科を選択することが大切です。

眼瞼下垂の治療で訪れる形成外科を選ぶ際のポイント

眼瞼下垂の治療では、適切な形成外科を選ぶことが重要です。以下の5つのポイントを確認しましょう。

  • 医師の専門性と経験を確認する
  • カウンセリングの充実度を確認する
  • 保険適用の有無と費用を確認する
  • アフターケアとフォロー体制を確認する
  • 患者の口コミや評判を確認する

医師の専門性と経験を確認する

眼瞼下垂の手術は、まぶたを上げる筋肉や周辺組織への高度な技術が必要です。そのため、豊富な手術経験を持つ医師を選ぶことが重要となります。

 

形成外科専門医の資格を持ち、特に眼瞼手術を得意とする医師を探しましょう。これまでの手術症例数や成功率、患者の満足度なども確認することも重要です。

 

また、使用する手術方法とその選択理由について、医師から具体的な説明を受けることも大切です。顔の微細な動きや対称性を考慮できる技術と経験を持つ医師かどうかを見極めましょう。

カウンセリングの充実度を確認する

信頼できる形成外科では、術前のカウンセリングで丁寧な説明と検査を行います。丁寧な説明と検査により、視野障害の程度を正確に測定し、まぶたの状態を詳しく確認するのです。

 

医師は患者の希望や生活スタイルを考慮しながら、最適な治療法を提案してくれることが重要です。また、手術のリスクや術後の経過についても、わかりやすく説明してくれる医師を選びましょう。

 

たとえば、ドライアイの可能性や目の開き過ぎによる違和感など、起こりうる症状について事前に説明があるかどうかも、クリニック選びの重要なポイントとなります。

保険適用の有無と費用を確認する

眼瞼下垂の手術は、症状によって保険適用となる場合があります。視野障害があり、日常生活に支障をきたす状態であれば、保険診療の対象となる可能性が高いでしょう。

 

一方、美容目的の場合は自己負担となり、20万円から60万円程度の費用が必要になります。クリニックによって料金設定は異なるため、事前に確認しましょう。

 

また、手術費用以外にも、術後の診察料や追加治療が必要になった場合の費用についても確認することが大切です。

アフターケアとフォロー体制を確認する

眼瞼下垂の手術後は、腫れや内出血などの一時的な症状が現れることがあります。そのため、術後のフォロー体制が整っているクリニックを選ぶことが重要です。

 

定期的な術後診察の実施や、万が一のトラブル時に柔軟に対応できる体制があるかどうかを確認しましょう。また、再手術が必要となった場合の対応方針についても、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

とくに術後のドライアイや目の開き過ぎなどの症状に対して、適切なケアを提供できる医療機関を選ぶことが大切です。

患者の口コミや評判を確認する

実際に手術を受けた患者の体験談は、クリニック選びの参考になります。手術結果の満足度はもちろん、医師の説明やスタッフの対応、術後ケアの評価なども確認しましょう。

 

ただし、インターネット上の口コミには、真偽が不明な情報も含まれています。クリニックの公式サイトだけでなく、第三者が運営する口コミサイトなど、複数の情報源から評判を確認することが重要です。

 

口コミはあくまで参考情報の一つとして捉え、最終的には自身で確認と判断を行うようにしましょう。

まとめ

眼瞼下垂は早期発見と適切な治療が重要な症状です。視界の改善が主な目的であれば眼科、見た目の改善も含めて検討したい場合は形成外科の受診をおすすめします。

 

医院選びでは、医師の専門性や経験、カウンセリングの充実度、アフターケア体制などをしっかりと確認しましょう。

 

また、日常的なセルフチェックとケアを行いながら、気になる症状がある場合は早めに専門医に相談することが大切です。適切な診療科選択と治療により、快適な視界と自然な見た目を取り戻すことが期待できます。

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院長プロフィール
春日 航 経歴
  • 日本大学医学部卒業
  • 信州大学医学部附属病院形成外科 病棟医長
  • その後形成外科クリニック、美容外科クリニックを経て、形成外科と美容外科のクリニック池袋院長就任
資格
  • 日本形成外科学会(JSPRS) 認定形成外科専門医
  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
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